コンビニPB(プライベートブランド)比較『ポテチ』編! セブンvsローソンvsファミマ の勝者はどれだッ!?
パッケージはチップスの写真にファミリーマートのロゴという究極のシンプル。ひと目で、うすしお・あっさり感が伝わってくる。1枚かじってみると、薄切りチップスがパリパリッ! 軽い食感がうまい! やさしい塩味と食感がマッチしている。パッケージの見た目と同じで、とてもシンプルかつスタンダードなポテトチップスだ。
こちらは唯一、チキンパウダーを使用。シンプルな中にも甘みがあるのは鶏のエキスのせいらしい。こちらは1袋65g、361kcal。販売価格は108円(税込)と低価格だ。
3つのPBポテチを比較してみて気がついたことは、実はPB商品とはいえ、ファミマ以外の2商品(セブン・ローソン)は、ポテトチップス界の王者・カルビーが製造元。この2商品はギザギザカットにこんぶエキスパウダーというコンセプトも共通で、かなり似たテイスト。グラムあたりの価格もほぼ同じである。ただ使っている塩の質の差なのだろうか、セブンの方が甘みがあって食べ飽きない。
記者としては、ファミマも抑えて、セブンに軍配を上げたい! 誰にでも愛される、バランスの取れた味わいだった!
ファミマは唯一の薄切りチップスで軽い食感が際立ったが、印象に残りづらいところがあり、マイルドな味付けが不利に働いた面がある。薄切りチップス愛好者に勧めるならば、ファミマ一択なのだが……。製造元は「わさビーフ」で有名な山芳製菓で、本来は濃い味付けのチップスを得意とするメーカー。濃厚な肉味に“暴走”したPBチップスもいつかは食べてみたい!
また、番外編として、ナチュラルローソンのPB商品『ポテトチップス うすしお味』も試食してみたのでご紹介! こちらも製造元はカルビー。ナチュラルローソンは、通常のローソンよりもワンランク上のこだわりや質を提供し、より良い暮らしを追求するブランド。それだけに、ポテチもノーマルではないちょっと特別なPB商品を展開。
こちらのポテチは、塩分30%カット! 塩分0.3gの減塩ポテチなのだ。1枚いただいてみると……これは、ものすごく薄味! 普段から濃いものを口にしている方にはやや物足りなさがあるかもしれないが、家庭料理中心の大人や、まして小さい子供には十分に塩気を感じられるおいしいチップスだ。パリパリの薄切り食感もちゃんとある。
ナチュラルローソンの『ポテトチップス うすしお味』は1袋60g、337kcal。販売価格は148円(税込)。量の割にお値段お高めだが、健康志向のポテトチップスだから納得か。
これからの行楽シーズンは、家族や友達とお菓子をシェアすることも増えるので、ポテトチップスは特にオススメ! 複数購入する機会があったら、読者諸氏もぜひPB商品を食べ比べしてみてほしい。