低速ジューサーの最新機種『ヘルシオジュースプレッソ EJ-CF10A』で、どんなライフスタイルが手に入る?
スイッチは背面にある。シンプルにON/OFFが出来るタイプ。
スイッチ上部を押すと、回転がスタート。スイッチ下部を押すと、停止する。また、下部を長押しをすると押している間スクリューが逆回転し、離すと停止する。逆回転の操作は食材が詰まった時などに使う。
組み立て方も簡単、タンク、フィルター&スクリュー、フタを順番にセットしていくだけ。
新機種『EJ-CF10A』が従来品と変わった点
フィルターとスクリューが、今までは一体型であったのに対し、新機種では分離させることが出来るようになった。
鍵マークの印に合わせて、回すだけで簡単に分離出来る。セッティングする時も、カチッと回すだけで一体化するので難しくはない。
このフィルター&スクリューだが、前々機種では3つのパーツに分かれていた。それが一体型となったのだが、今回は2つに分離出来るように変化している。3つではパーツが多すぎて、一体型だとフィルターのお手入れの細かな部分がやや面倒だった模様。
今回はフィルターとスクリューを分離させることで、よりフィルターが丁寧に洗いやすくなった印象を受ける。
また、分離させたことで、新たなフローズン用アタッチメントが取り付けられるようになった。
ジュースを絞ろう!にんじんとりんごのジュース編
それではレシピ集を参考に、にんじんとりんごのジュースを絞ってみよう。
投入口に入るように、にんじんは2cm角の棒状に、りんごはくし型にカットしておく。大きすぎると投入口でひかかってしまうが、小さく切りすぎてもうまく絞れないことがあるので気をつけよう。投入口のサイズは3.5cm×4.5cmとなっている。皮や種を取る必要なないが、口当たりをよくするためにはあらかじめ取り除いておいても良い。食材は少しずつ、感覚を開けて交互に入れていく。
スイッチを入れるとスクリューがまわる。モーター音がするので、それなりの音はする。また、食材を入れると圧をかけて絞るため、固いものほどバリバリバリとやや大きめの音がする。マンションなど集合住宅で使用する場合は、こういった音が思わぬ形で他部屋に響く場合があるので、壁に触れさせないようにしたり、使用する場所を考えたりと、音に対する注意はそれなりに必要になってくるだろう。
食材を入れていくと、向かって左側からは絞りかす、右側からはジュースが出てくる。
今回はにんじん1本とりんご1個の割合。ほんの2~3分で絞ることが出来た。使用する食材の分量や質にもよるが、このくらいの分量だと、だいたい200ml~250mlのジュースになる。
絞りたてのジュースの美味しさはやはり格別! 新鮮な美味しさが体をシャキッとさせてくれる。
使ったあとは後片付け!
さて、ジュースを絞った後は後片付け。タンク、スクリュー、フィルター、フタ、ジュースカップを洗わなくてはいけない。
絞りかすが出てきてるとは言え、フィルターやタンク内にもそれなりに残っている。そのまま放置してしまうと、酸化してしまい衛生的にも良くないので、ジュースを絞った後はなるべく素早く洗うのが好ましい。
洗うこと自体は難しくない。パーツに分解出来るので洗いやすく、スクリュー部分は刃ではないので安全に取り扱うことが出来る。絞りかすの出口などに多少詰まっているが、パッキンをはずしたり、付属の清掃ブラシを使ってかき出せば問題ない。フィルターにはやや細かな繊維が詰まっているので、ブラシで丁寧に洗ってあげよう。
洗うのは、それほど大変な作業ではないが、それぞれのパーツが食器とは違い大きく、特殊な形をしているので、流し台などに作業するスペースは必要になる。ジュースカップなども大きく、洗い物がかさばるのだ。
また、何度か使ってみて感じたことなのだが、タンクやジュースカップの水切れが悪く、なかなか自然乾燥で乾かない。他の食器類が乾いていても、まだ水滴が残っていたりする。近年、水切れの良いものが増えている中で、乾きが遅いという点が気になった。もちろんパーツはよく乾燥させておく必要がある。
各パーツには耐熱温度があるが(取扱説明書に記載があるので確認を)、食器洗い乾燥機・食器乾燥器には対応している(プッシャーのみ除外)。そういったものがある人は利用した方が良いだろう。