『かえる風呂』安全性にも配慮したカエルを湯船にぶちまけ”カエルまみれ”体験ができる過剰なる浴用おもちゃ!
カエル嫌いの人にとっては絶叫もののシチュエーションかもしれないが、子どもは多分大喜びする。そんな湯船に浮かべて遊ぶおもちゃが、株式会社ハシートップイン(東京都墨田区)の『かえる風呂』(W41×H30×D49mm・PVC製・希望小売価格 税抜3480円・2015年10月7日発売)だ。なんと、50匹セット! 盛大に浴槽にぶちまけてカエルまみれになりたい人、大注目である。
透明ケースにぎゅうぎゅうに詰め込まれた緑のカエル48匹+黄緑のカエル2匹。ソフトビニール製ではあるものの、環境ホルモンとして名高いフタル酸を使用していないので、子どもが口に入れても安全という配慮がきちんとなされた一品。
手のひらサイズの5cmのカエルは少々硬めな感触だ。もちろん内部に空気が入っているので、湯に入れれば浮かぶ。一つか二つ、湯船に浮かべるのなら、可愛いものであるが、この『かえる風呂』はそこのところは過剰な50匹というスケールでアピールする。
実際に湯船に浮かべてみればもう壮観。知らないで浴槽のフタを開けたら腰を抜かすくらいのインパクト。いちいち目が黒いところがまたインパクトを加速する。くれぐれも家族の中にカエルが苦手な人間が存在しないことを確認してから購入すべきだろう。
ただそうした特徴は、カエル好きにとっては夢のようなシチュエーション。湯船におもちゃを浮かべながら物足りなさを感じていた人ならば、見事に”カエルまみれ”になれる!
使用時に、排水口にはまるのではという懸念も感じるかもしれないが、思うより硬めな仕上がりと、そこそこ大きなサイズでそうした心配はない。だが、遊ぶだけ遊んで、そのまま放置してしまうと母親に怒られるかもしれないから注意。子どもに遊ばせる時は、透明ケースの中に戻すまでしっかり指示しよう。
また透明ケースには、きちんと水抜き穴が用意されているという心憎さ。これで濡れたままケースにしまってもカビ繁殖の心配はないだろう。
50匹いる『かえる風呂』は、足し算や引き算を学ぶための知育玩具として考えてもいい。メーカー的にはおたまを用意して、カエルすくいなどで遊ぶ方法も提案されている。
とりあえず落ち着きのない子どもをしっかり湯船につけておく効果はありそうだ。数が多い分、飽きるまでの時間も長いかもしれないし。