働く女子の味方!カップスープ実食取材『じっくりコトコト』売れ筋&新商品5をメーカーに聞いてみた!
まずは『サクサクパイ チキンのクリーミーポタージュ』から。じっくりコトコトのシリーズは、スープを吸ってもしっとりおいしい「こんがりパン」が特徴なのだが、今回はサクサク派にも嬉しい「ふやけにくい堅焼きパイ」を採用。
お湯をかける前の状態で、サクサクパイとこんがりパンを見比べてみると、サクサクパイはミルフィーユ状の層になっているのがわかる。
(写真左:サクサクパイ 写真右:こんがりパン)
しかし、お湯をかけてもサクサクを維持できるものなのだろうか? やや疑いを持ちながらも、200mlのお湯を注ぐ。
お湯を注いでかき混ぜ、1分間待ったら出来上がり。スープは、クラムチャウダーに近い薄いクリーム色をしている。
お湯にひたったサクサクパイは、見た目にはしんなりしているようにも見える。果たして食感は?
サクサクパイを食べてみると、一部はしっとりしているものの、サクサク食感は健在! いや、サクサクというよりはカリカリか。どのサクサクパイも、カリカリとしっとりのどちらも混ざり合っていて、とてもおいしい。
あっさりホワイトソースのようなポタージュに冬を感じるし、これは一度食べるとハマる! 毎年の冬季限定商品として、ぜひ来年も発売してほしい。
ラストは、同じく新商品の『こんがりパン ほうれん草チーズポタージュ』。簡単に食べられるデスクランチだと野菜不足になりがちだから、ほうれん草とチーズの組み合わせには心が躍る。
フタを開けると、乾燥ほうれん草がたくさん入っているのがわかる。チーズの香りがふわっとただよい、おいしそう。
お湯を注ぐとチーズの香りは少なくなり、こんがりパンとほうれん草の存在感が増す。
スープをごくりと飲んでみると、チーズの旨味と甘じょっぱさをほのかに感じる、優しいポタージュ。ほうれん草は苦みがまったくないので、野菜嫌いの女子でも食べられる。
トロトロになったパンを口に入れると、さらにうまい。こちらも手軽に作れるカップスープとは思えないくらい、本格的な味がする。今日のお昼はカップスープだけ、という場合でも満足度が高い。
『じっくりコトコト』はすでに不動の人気を誇るカップスープだが、売れ筋3商品の安定感はもちろん、新登場した2商品に関してもその味にさすがのうまさを感じた。チキンを使うことも、ほうれん草とチーズの組み合わせにも意外性があるわけではないが、これまでありそうでなかったみんなが好きな味を、高いクオリティで再現してくれているところが良い。また、サクサクパイの登場で、しっとり派とサクサク派の選択肢も広がった。
ポッカサッポロ フード&ビバレッジ株式会社『じっくりコトコト』カップスープは、各1食につき参考価格160円(税込172円)というお値段も魅力。今回食べてみた商品以外にも、「根菜を食べるチャウダー」や「ビーフハヤシ風スープ」など季節限定風味も食べてみたい。