『フードマンミニ』タテ運びOKの定番弁当箱が容量半分に/本当に汁漏れはしないのか検証!
薄型弁当箱『フードマン』は4カ所のロックで高い密閉度を保ち、縦にしても汁漏れしにくいお弁当箱として登場して大きな支持を受けている大人気商品で、指名買いのファンも多い定番品だ。その『フードマン』より、従来品より容量が約半分になった『フードマンミニ』が発売された。薄型、そして縦にしてもこぼさずに持ち運べる弁当箱とは?その実力を検証してみよう!
A4サイズの書類と同じ幅で厚み3.5㎝の薄型弁当箱!
『フードマン』は「ビジネスバッグに入れて持ち運ぶ」をコンセプトに、株式会社シービージャパンより2014年2月に誕生。お弁当箱と言うと、高さがありかさばるものが多い中、厚み約3.5cmというスマートさを実現。幅はA4サイズの書類と変わらないので、ビジネスバックの中に縦にして入れることが出来る。お弁当箱をタテにするという発想もそれまではなかったが、4ヶ所のロックでしっかりとお弁当を固定することで中身をこぼすことなく持ち運びが出来る。
仕切りがしっかりと分かれているからランチプレート気分!
中は一体型の仕切りになっているのでランチプレートのような感覚。一体成形パッキンで、パッキンを外して洗う必要がなく、使用後のお手入れも楽なのだ。そんなお弁当箱『フードマン』(写真左)は、薄型でありながら容量は800mlとたっぷり入る。お茶碗4杯分も入るということで、主に「弁当男子」がターゲットであった。そんなに量を食べない人にとってはこの大きさがネックとなっていたが、ついに容量が約半分の『フードマンミニ』(写真右)が発売された。これを待っていた人も多いはず! これならば、女性や少食派の人にも使いやすい。
薄型サイズはそのままに、容量が約半分の『フードマンミニ』!
厚みは従来と同じく3.5cm。大きさは約21cm×10.3cm。重さは約215g。容量は400mlでお茶碗2杯分に相当。
4点ロック方式と一体成形パッキンなど、全体の構造は従来品『フードマン』と同じ。
蓋の部分に施されたシーリングはWシーリング構造。蓋はドーム形状になっており、食材がつぶれにくく、ふんわりと詰められる。
本当に汁漏れしたりしないのか、勇気を持ってお弁当をタテにしてみた!
お弁当作りの基本とも言えるのが「汁気のあるものを入れない」ということ。気を付けて持ち歩いていたとしても、ちょっとした事ですぐに汁漏れをしてしまい、かばんの中などを汚してしまったりする。『フードマン』は4ヶ所のロックで高い密閉度を保っており「お弁当を縦にしても大丈夫!」と言うが、本来ならお弁当を傾けるのは厳禁とも言える行為。中身もずれてしまいそうだし、実際に縦にするとなると少し勇気がいりそうだ。
デミグラスソースのハンバーグ弁当を作ってみたので、『フードマンミニ』で早速検証。ご飯を詰め、ハンバーグにはたっぷりのデミグラスソースをかける。その他には、サラダや副菜(ひじき・切干大根の煮物)を詰めた。
さてここで重要なのが蓋の閉め方。ロックにはコツがあるのだ。
【ここがポイント〜お弁当の蓋を閉める時にコツがある】
①まずは食材を常温になるまでしっかりと冷ます。
②蓋を垂直に本体にかぶせる。仕切りの上に食材などが入り込まないように注意。
③真ん中に「PUSH」と書いてあるのでそこを押して、本体と密着させる。
④中心から外側に向かって、しっかりと押さえて蓋をさらに密着。
⑤お弁当のフチと角を押して密着。
⑥4か所のロックをカチッと閉じる。
これでしっかりと蓋と本体が密着して、高い密閉性が生まれる。きちんと密着させていなければ、それはやはり汁漏れの原因になるのでここはしっかりと蓋と本体を密着させよう。
さてここからが本番!『フードマンミニ』をタテにしてみよう!