『GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)』ネット上で改悪の風評が飛び交うリニューアル品を検証!
これはファンに対する裏切りなのか?
記者もこの自然由来のうっすらとした甘さとたくさんの自然素材が生み出す複雑な味わいと自然のミネラル成分に助けられたことがある。吐き気、下痢など胃腸炎を伴う風邪をひいてしまった時、その他のスポーツドリンクさえ刺激が強かった時、何より『GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)』の刺激の無さが役に立った。味もまた滋味溢れるとはこのことか! と感じるくらい美味しさに感動した。その後も体調が不安定になるとこの美味しさが恋しくなることも多かった。
そうした経験を踏まえた上で飲んでみると、やはりこれは『GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)』本来の役目を忘れてしまった商品だと言わざるをえない。血糖値を乱高下させる可能性も指摘されている果糖ぶどう糖液糖主体による甘さと天然素材の大幅なカットと柑橘系での強制的な爽やか風味というところから、随分と体に厳しい飲料になったなというのが素直な感想だ。
実際問題として、以前の『GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)』にあった、五臓六腑に染み渡る感覚も大幅に減少している。熱中症対策のスポーツドリンクとしてナトリウムも含まれているのだから気のせいかもしれないが、そこに滋味はない。
公益財団法人・日本健康スポーツ連盟推薦と銘打たれているが、それもごく普通のスポーツドリンクとしての機能はあるので間違いではないのだろうけれど。
まとめ:以前の『GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)』とは全くの別物
正直この新『GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)』は、名称がこれでなければ、「DAKARA」新シリーズとして普通に受け入れられたと思う。もちろん天然素材を大量に使用するのはコスト面でもきついことはわかる。
従って天然素材から生まれる滋味が大好きだったファンにとってはこの新『GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)』は全くの別物と考えた方がいい。機能面でもそうだが、美味しさの面でも実にわかりやすい普通の柑橘風味のスポーツドリンクに成り下がった。記者も体調を崩した時にこれをまた飲むことはないと思う。