【保存版】人気の抱っこひも『エルゴベビー』の選び方! 全種類をためして、おすすめランキングを発表!
②ヴェントスは、スポーティなエルゴ!
ヴェントス最大の特徴は、見てわかる通り、本体がメッシュ地になっていることだ。
そもそも赤ちゃんは大人に比べて体温が高く、眠っている時は尚更。寝汗がひどいと風邪、あせも、そして着替えの心配が出てくるし、抱っこするママやパパも汗だくになる。見るからに涼しげなヴェントスは、出産予定日が春~夏のママには気になるラインだろう。
しかし、はじめて買うベビーキャリア(抱っこひも)としては、ヴェントスをおすすめしない。あくまで2本目のキャリアを買い足したいと思ったときの選択肢と考えた方が良いと思う。それはなぜか。
まず、ほかのエルゴがすべてコットン(綿)製であるところ、ヴェントスだけはポリエステル製。新生児の肌に触れるのに、優しい素材のアイテムを使いたいママは多いはず。
次に、抱っこひもは通常2年くらいは継続的に使うアイテムであることを考えると、夏は良くても冬は? という考えがよぎる。真冬にメッシュはなんとも赤ちゃんがかわいそうに思える。そもそもの使用感について言えば、メッシュ地だからといって劇的に涼しさを感じられるものではなかったが、それでもやっぱり、真冬にメッシュは……である。
メーカーも「ヴェントスは2本目のエルゴ」と位置付けている模様
そして、ヴェントスは2本目のキャリアに相応しい、というのはメーカー側もどうやら同じ考えであるようだ。月齢が進んだ赤ちゃんにフィットするよう、やや大きめのサイズ感なのだ。まず、首周りのカットが高めに作られている。
身体が大きめの赤ちゃんでも、首を支えられる構造だ。
スリーピングフードも大判で、下部を留めるボタンも付いているのはヴェントスだけだ。
ほか細かな違い、これはサイズとは関係ないが、肩ひもの厚みは控えめで、左右の肩ひもをつなぐスライダーがうごかしやすい形状に変更されている。
ダッドウェイ社によると、ヴェントスは男性ユーザーが好むケースが多いそう。なるほど、スッキリとした見た目で、それも納得できる。
さて、いよいよ大本命の③アダプト(ADAPT)を紹介しよう。