【保存版】人気の抱っこひも『エルゴベビー』の選び方! 全種類をためして、おすすめランキングを発表!
最新&最強のエルゴ、その名はアダプト(ADAPT)!
③アダプト(ADAPT)最大の特徴は、インファント インサートが要らないエルゴ、ということになる。
ただし価格は22,000円(税別)で、①オリジナルのエルゴとインファント インサートを同時購入するのと比べ同じレベルかむしろ高くなる場合もあり、割安感に優れているわけではない。それでもアダプト(ADAPT)の機能に、記者は感動した! シンプルに完成されたエルゴベビーに、まだこんなに改良の余地があったのか、と。
では③アダプト(ADAPT)の機能を具体的にチェックしていこう。今回検証に用いたのは22,000円(税別)のパールグレー。
なぜアダプト(ADAPT)は、インファント インサートが不要なのか?
まず、どうやってインファント インサート無しでも新生児のからだを支えられるようになったか? アダプト(ADAPT)は各所のサイズを面ファスナー(いわゆるマジックテープ)やボタンで調整できるという、シンプルな仕組みでそれを実現した。赤ちゃんの股サイズ、内側はマジックテープでの3段階調整。
外側はボタンで3段階調整。
これによって新生児に合わせたサイズに変更できるだけでなく、立体的な丸みを作り出すことに成功。
おかげで赤ちゃんのお尻を包み込むようなフィット感が生まれた!
赤ちゃんの首周りに当たるクッションも分厚めだ。
まだ首のすわっていない赤ちゃんの首も、しっかり受け止められる。
そして子供の成長に合わせて、クッションの位置はボタンで3パターンに変更可能だ。
新型エルゴ、アダプト(ADAPT)の進化はそれだけじゃない!
インファント インサートが不要なエルゴ、アダプト(ADAPT)の進化はそれだけではない。目立つのは腰ベルトの分厚いパッド。
これのおかげで、ママ(パパ)の腰へのダメージは更に軽減された。
そして記者が何より驚いたのは、肩ひものバッテン掛けができることだ!
ストラップを長めに調整して、バッテン掛け。これが思った以上にラクチンなのだ。従来のエルゴと比べると、まず腕が動かしやすい。それから肩ひもがズリ落ちそうな感じがしない。従来のエルゴでも背中のバックルでちゃんとロックできるのだが、それでもズリ落ちそうな感覚があって、ストラップをギュウギュウに締めたことのあるママも多いはず。“エルゴあるある”で言えば、そもそも背中のバックルに手が届かなくて苦しい、というのもあった。
それらがすべて解消! バッテン掛けは肩ひもを掛けてサイドのバックルで固定する。
ちなみにこの箇所に限らないが、エルゴのバックル近くにはゴム製のループがついている。これは万一バックルが外れた時に引っ掛けて止める安全装置なので、必ずループを通すようにしよう。
というわけで、これから新生児用にエルゴベビーを買う場合は、保護者もラクチンな③アダプト(ADAPT)で間違いないと、ひとまず太鼓判を押しておく! だが……もしも赤ちゃんに最高の上質さを提供したいと考えるならば、アダプトに勝るのが④スリーシックスティ(360)なのだ。最後にこれを紹介しよう。