『明治 ザ・チョコレート』割り方によって味が変わる!? ハイスペックな”Bean to Bar”の実力を検証
いざ実食!味の違いは素人でもわかるのか!?
今回は、「エレガントビター」を試食。パッケージを開けてみると、8cm×5cm程度の袋が3つ。袋に記載された開け方に沿って開いてみると、今までのチョコレートにない不思議なカタチをしている。この通りに割って食べることで、チョコレートの味が異なるというのだ。どう見ても同じチョコレート、サイズと舌触りだけで、そんなに味に変化があるものなのだろうか…。
『明治 ザ・チョコレート』のテーマは「五感で楽しむチョコレート」。テレビを観ながらなんとなく口にするのではなく、チョコレートと向き合い、匂いから舌触り、味をしっかりと感じながら食べるのが正解だ。
チョコレートからは、カカオの香りがしっかりと感じられる。キレイな艶があり、高級感たっぷりだ。
まずはスティック型に折って食べてみる。濃厚なカカオの風味が口全体に広がり、とにかく奥深い。チョコレート自体にアルコールは入っていないが、まるでワインを飲んだような深みのある香りを感じる。
続いてドーム型。こちらはしばらく舐めてみること。なめらかな舌触りを感じつつ、ほどよい苦みが持続。なんだか大人の階段を一段上がったような贅沢な気分に浸ってしまう。
続いてギザギザ型。こちらは明らかに苦みが強い! 説明によると「香りが際立つ」とのことだが、このガツンという苦みは香りの強さによるものなのか。
そして記者が一番味の違いを感じたのが、ミニブロック型。他の形より苦みが控えめで、柔らかい味に感じる。まったく同じチョコレートなのに、割り方によって味が違うとは。そもそも、1枚のチョコレートとこんなに真剣に向き合ったことがなく、チョコレートって深いなぁと改めて実感。
1枚食べ終えると、まだまだ食べ進めていきたいという感じではなく、これだけで十分な満足感。口の中には、しばらくチョコレートの風味が残り続けていた。
味の違いには感動!次は「食べやすさ」の向上に期待
素人である記者ですら味が違うのははっきりとわかったが、チョコレートゆえ、細かく割るのは意外と難しい。味の違いを楽しみながら食していくには良いが、毎回この食べ方をするのは正直大変かも。もちろん割らずにそのまま食べても美味しいので、ケースバイケースで食べ方を変えるとよいかもしれない。
コスパ抜群の高品質チョコで、贅沢なひとときを
『明治 ザ・チョコレート』は想定小売価格220円~230円で、一般的な板チョコとそれほど変わらない。それでいてこの高級感は、コスパが高いといえるだろう。スーパー、コンビニなどで手軽に手に入る4種の高品質チョコレート。あなたのお気に入りを探してみてはいかがだろう?