『クレールパリ』あきらめていたタオルがよみがえる、部屋干し臭も防ぎ敏感肌にも優しい柔軟剤入り洗剤登場!
まさに記者が長い間探していた理想の洗剤・柔軟剤がこの世に存在していたことに感動。計算してみたら、コスパもいいじゃないか!
生乾きの匂いも防止しつつ、敏感肌にも優しく、あきらめていたタオルのふかふかがよみがえったのは良いのだが、気になるのはそのコストパフォーマンス。1本1,000円近くという価格設定は高価に感じる。
だがこれも検証してみるとそれほどのコストアップには繋がらないことに気づいた。というのもこの『クレールパリ』は洗剤と柔軟剤の2本分ということになるからだ。おしゃれ着洗い洗剤の標準的な価格は500mlで300円弱、柔軟剤も同程度なので合計600円程度となる。しかし『クレールパリ』は1000ml。ということは600円×2として考えると1,200円になってしまい、実は『クレールパリ』の方が安上がりなのだ。さらに衣類用漂白剤を追加したら、もう圧倒的に『クレールパリ』の圧勝だ。まさに感動である。そして感動のあまり、メーカーに直撃してしまった。
『クレールパリ』の製造元に直撃! なぜこんなすごい製品を生み出せたのか?
気になるなら、作った人に聞いてみた方がいい。なので株式会社東亜産業 常務執行役員 兼 営業1部責任者 森 康隆氏に話を聞いてみた。
おたナビ:失礼ながら…耳なじみのないメーカー名ですが、どういう会社なのですか?
「弊社は日用品・雑貨・化粧品・家電等製造をしているOEMメーカーです。OEMのため弊社の名前が表に出てくることは基本的にありません。ただ一部表示義務がある商品に関しては東亜産業の名前を表記しております。(例えばヘアアイロンやバスボール等)。なのでヘアアイロンやバスボールに興味を持たれている方には東亜産業のことを知っている方もいるかもしれませんね。
他には主に珪藻土関連商品、水素商材、ヘアアイロン、洗剤、バスボール等が人気商材です。日本に家電工場と洗剤工場、中国に珪藻土製品工場、ヘアアイロン工場、バスボール工場があり、日本製・中国製の製造工場を問わず、高品質、低価格が実現できる体制を整えています」
おたナビ:「東京インターナショナルギフトショー2016秋」にて、1000mlを無料配布していたのは太っ腹だと思いましたが、その狙いとは?
「やはり”商品を企画しました。皆様、買ってください”では経験上ダメだと思っていました。そこで何か良いアイディアはないかと考えた時、一度皆様にとにかく”使ってもらおう”と考えたんです。商品には自信がありましたので。その結果商品が一人歩きをし、”取扱いをさせてほしい””どこで購入できますか”など多くの問い合わせを頂けました。
第54回東京インターナショナルプレミアム・インセンティブショー秋2016でも女性向け販促品コンテスト準大賞を頂けたのは、ギフトショーで配布し、実際にご使用頂けた結果だと信じています」
おたナビ:OEMメーカーということで、普段はメーカー名を伏せていると思いますが、『クレールパリ』はどのような位置づけの商品になるのでしょうか?
「弊社は化粧品の製造販売、医薬部外品の製造販売許可を取得しています。今後洗剤のOEMもやっていく上で、まずは東亜産業の名前を知ってもらおうと自社ブランドとして発表しました。少しでも認知度が広がるといいんですけど…」
おたナビ:製品でこだわったところとは?
「こだわった点は、配合バランスと香りの2点ですね。配合面に関しては衣類への刺激や残留量が少なく、効果が長時間持続できる配合に成功しました。
香りについては、市場に出ている商品は香りが強い物が多いので、弊社は鼻につきにくい馴染みのあるエレガントソープの香りを採用しました。日常で使う物ですので。長く使って頂きたいというのと、使った時に「ホッとしてもらいたい」という気持ちを込めました」
なるほど、この『クレールパリ』はOEMメーカーとしてたくさんの経験を積んだ上での絶妙なバランスを実現したということらしい。成分的に取り立ててすごいものが入っているだけが、画期的ではないのだなと痛感した。
入手はまだまだしにくいけれど、ふかふかをよみがえらせたい人、敏感肌の人、生乾きの匂いに悩まされている人なら一度使ってみる価値はあり!
ただ気になったからといって、この『クレールパリ』、近所のドラッグストアですぐさま購入できるものではないのが現状。Amazonや楽天市場などのネットショップが入手しやすいのだが、送料がかかる場合があるのが難点。ただリアル店舗でも「ドン・キホーテ」「ビバホーム」「イトーヨーカドー」一部店舗、「muy mucho」などで入手可能だ。洗濯ライフに悩んでいるのなら、一度は試してみた方がいいと思う。記者は東亜産業の名を頭の片隅にきっちりメモしておいたので今後の商品選びに役立てたいと思う。