チョコファンの冬の味覚といったらMK! 『メルティーキッスこだわりのバニラ』はきっとあなたのバニラの美味しさの概念を覆す
吐く息が白くなって、「そろそろメルティーキッスのシーズンだなあ」と感慨にふけってしまうチョコ・ファンにとっての神ブランドといえば「メルティーキッス」。毎年いろんな雪のような口どけを味あわせてくれるが、今年は『メルティーキッスこだわりのバニラ』で魅了する。
単なるバニラというにはあまりにも複雑で深みのある美味しさ。こだわり抜いた4種のバニラで味わう雪のような口どけで、身も心もすべて溶けてしまうかも!
冬の味覚と聞かれたら、カニでもフグでもみかんでもなく「メルティーキッス」と即答するチョコファンのための新味登場。明治『メルティーキッスこだわりのバニラ』(56g・希望小売価格 税抜248円・2018年1月9日発売)は、華やか、芳醇、スパイシー、スモーキーという特徴の4つのバニラを組み合わせて仕上げた、カカオチョコくるみのホワイトチョコ。
1992年発売なので今年で26歳を迎える「メルティーキッス」。口の中に入れると体温でとろけるその食感で、ずっと愛され続けてきたが、毎年登場する変わり味も楽しみの一つ。バニラ味のホワイトチョコですという済ませ方ではなく、バニラにも色々な美味しさがあるんだよということをわからせてくれる啓蒙機能もあるこだわり味。
実際、高級洋菓子店のケーキで使われるバニラは違う味がするし、アイスも高価なバニラは安いそれとは全然違う。そこらへんをわかっている人なら、この4つの特徴のバニラ味を掛け合わせたという尊い価値がわかるだろう。
そもそもバニラの甘い香りはバニリンと言われているが、実はバニリンだけでなく約150種類以上の化学物質が合わさって出来上がっている。バニラの実は蘭の一種だが、その実を熱処理して発酵させることによって出来上がるのがバニラ特有の香りと味。それを4つの特徴に分けて、絶妙に配分したのが今回の『メルティーキッスこだわりのバニラ』である。
では実際に食べてみよう。個別包装のパッケージを慎重に開けると、中身はホワイトチョコレートのくせに、見た目は何食わぬ顔で黒いカカオチョコレートを装っているキューブ。それをポイッと口に入れるとすぐに溶け出し、中のこだわりバニラ4人衆の味わいがいっぱいに広がる。
これはかなりの高級バニラ。わかりやすい華やかさもあれば、芳醇さも感じるし、深みにハマるようなスパイシーさとスモーキーさが、確かにある。単なる甘い香りとは形容できない、実に不思議な美味しさ。普段さほど気にしていない人なら、バニラに対する概念自体がひっくり返るのではないだろうか。
ホワイトチョコレートファンにとっても、非常に高品質なマイルドチョコレート。これを普通にコンビニなどで買えるんだから、考えてみるとすごい。そんなパティシエが背後に潜んでいそうな素晴らしい美味バニラの饗宴メルティーキッス。チョコファンなら食べ逃すわけにはいかないはず! ああ、箱買いしたい…。
photo by 尹 哲郎