『リリーベル 敏感肌用マスク』肌に当たる部分を綿100%で作った使い捨て不織布マスクのやさしさ革命!

鼻のムズムズを何とかしたくて顔がムズムズっておかしいから!

近年日本では、伊達マスクを含めると日常的にマスクを使用する人が非常に多い珍しい国。記者もやはり電車、バス、人混みなどでは風邪などの感染防止に活用しているが、使い捨てマスクはどうにも痒くなってしまうものが多かった。そんな中、コットンメーカーが綿100%の不織布(ふしょくふ)マスク『リリーベル 敏感肌用マスク』を登場させた。

コットンメーカーだからこそ可能にした綿100%のコットン(マスク内側部)が、お肌をやさしく包み込む!

敏感肌というのは厄介で、化学繊維などに過剰反応して肌トラブルを引き起こしてしまう人も少なくない。近年すっかり定着した安価な不織布マスクは、使い捨てができることで衛生的であり、非常に便利なのだが、肌に安心して使えるマスクはないものか…。

それもそのはず、巷で流通している不織布使用の使い捨てマスクというのは、ポリプロビレンなどの化学繊維などを、織ることなしに、熱や化学反応などで圧着させているものが多いのだとか。ペラペラした形状ゆえに紙由来・パルプ由来だと思っていたが、違うよう。ならば痒くなるのは当たり前だ。

ならば往年の給食係のような、綿素材のガーゼマスクでいいじゃないかと思うかもしれないが、ガーゼマスクは天然素材である綿を使っているため、保湿・保温効果に優れており、防寒や乾燥対策として重宝されているが、不織布マスクに比べ防塵効果面で少し弱いのが実情。それに使い続けると呼気で湿り、息苦しくなる。見た目も最近の流れでいくとどうにも野暮ったく見えてしまうと感じる人も多いのではないか。

そんな記者を始めとする敏感肌ユーザーのために立ち上がってくれたのが、天保3年に布団綿製造販売会社として創業されたスズラン株式会社(名古屋市北区)。綿/コットンメーカーとしての実力で、医療分野、ベビー用品、コスメティック分野まで幅広く製造している老舗中の老舗である。

ではなぜ『リリーベル 敏感肌用マスク』(9×15cm・個包装5枚入・実勢価格 税抜324円・発売中)はすごいのか。それは敏感肌とことのほか相性のいい綿(コットン)を100%使用した不織布マスクだからだ。ではなぜ今までそうした製品がなかったのか。メーカーに聞いてみた。

 

 

「通常のマスクメーカーはコストを安く抑えるため、部材ごとに仕入れをして生産しているか、委託製造をしているのが現状。そのために内側に綿を使用するなどの細かい仕様変更は大幅なコストアップになってしまい、現実的ではないのです。しかし弊社はマスクも綿もずっと自社工場で行なっているため小回りがきき、コストを上げずに細かい仕様変更が可能だったのです。創業から180年、綿が肌に優しいということを実感し続けてきた綿メーカーであるがゆえに、こうした製品を作り出すことができたのです」(スズラン株式会社)

 

 

不織布マスクのフィルタ性能はそのままに、安価さをキープしつつ肌あたりが快適に!

もちろんマスクとしての性能が落ちてしまっては仕方がないのだが、花粉・ウィルス飛沫99%カットフィルター(BFE,VFE,PFEそれぞれの試験においても99%カット)採用、通常の不織布マスクと遜色ないのがうれしい。肌に当たる部分だけが綿素材というのが利いているようだ。きちんと隙間対策のノーズフィットも付いているので、使用方法も同じだ。

パッケージ裏をよく読まないと、裏表逆につけてしまう人も多いはず。通常は耳ひもの接続部が内側だが、これは外側にして使うので注意。

個別包装の中に入っている状態とは逆にして着ける。裏の説明が小さくわかりにくい。ここはしっかり大きく書いていて欲しかった。確かにヒモ部分は綿ではないので、肌に当たる部分は全て綿とは言えなくなってしまうから、こうなったのかもしれないが、明らかにイレギュラー。

 

実際に使ってみると、確かに肌あたりは極上。布団綿メーカーという話を聞いてしまったせいか、冬場の朝の布団の優しくて抜け出せない穏やかな肌触りと感じてしまった。もちろん100%の人が痒くならないとは言えないが、このしっくりくる綿の肌触りに助かる敏感肌民は多いはず。

内部のムレも、比較的起きにくい気もする。コスト的にも普段使いできる価格設定の『リリーベル 敏感肌用マスク』なので、敏感肌のマスク難民は、一刻も早く試してみてもらいたい。入手は全国のドラッグストアなどで可能。

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 高山 尚樹

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