【ママライターと娘でお絵かき検証】お米&野菜生まれの『おやさいクレヨン』は美しい色合いと安全性が光る!
子育て層に人気の『おやさいクレヨン』が、2017年10月よりパッケージリニューアル。お米と野菜という食べられる材料から生まれたこのクレヨンを、お絵かき大好きな1才児とママライターが実際に使ってみた!
自然そのもので描く『おやさいクレヨン』って?
幼児のお絵描きにかかせない”クレヨン”は、こどもたちの個性や表現力を伸ばしてくれる大切な文具。なるべく自由に描かせてあげたいけれど、画用紙以外の机や床にまで落書きしたり、自分の顔や身体にお絵かきしちゃうことも。親としては「クレヨンって口に入っても大丈夫なの!?」と心配は尽きない。
mizuiro株式会社(青森県青森市)発案の『おやさいクレヨン』は、「お米」と「野菜」でできている特別なクレヨン! オイルや添加剤、着色料などからできている一般的なクレヨンとは異なり、万が一口にいれても安全な素材のみで作られているというから、こどもたちにのびのびとお絵かきをさせてあげることができる。
主成分のワックスには、米ぬかを生成する際に排出されるライスワックス(お米の油)を採用。しかも、使用する野菜には「食べられるのに規格外で廃棄されるもの」や「出荷時にカットされる部分」などを中心に使用し、日本の文化である”もったいない精神”をしっかりと発揮している。
これだけこだわりを詰め込んだクレヨンだから、やはり一般的な製品と同じように大量生産することはできず、60年以上の歴史と高い技術を持つクレヨン工場でひとつひとつ職人さんの手によって作られているらしい。1箱10色セットで2000円(税抜)という価格の理由がよくわかる。
意外な描き心地!?『おやさいクレヨン』を実際に使ってみた!
今回使ってみるのは、過去に発売したラインナップから人気色を集めた『おやさいクレヨン Standard(スタンダード)』(10色セット・希望小売価格 税抜2,000円・2016年6月発売)。
昨年秋にリニューアルしたパッケージは、本をイメージしたシンプルなケースで、あふれだす特別感は物を大切にするということをさりげなく教えてくれそう。青森県岩木山をモチーフにした落ち着いた水色がスタイリッシュな新ビジュアルは、アジアの優れたデザインを世界に発信する「TOPAWARDS ASIA」を受賞している。
さっそく箱を開けてみると、『おやさいクレヨン Standard』ならではのカラーリングに気づく。赤や青、緑ではなく、「りんご」や「きゃべつ」、「ねぎ」といった野菜そのものの名前がついていた。まさに自然そのもので描くという世界観だ。
10色のラインナップは、きゃべつ(黄緑)、ねぎ(緑)、ながいも(白)、ごぼう(ベージュ)、とうもろこし(黄)、雪にんじん(オレンジ)、りんご(朱)、カシス(茶)、紫いも(紫)、竹炭(黒)。本当に野菜そのものの色をしていて、落ち着きのある色合いだ。派手で華やかな色が揃う一般的なクレヨンとはかなり違いがある。
1才9カ月の娘に持たせてみると、いつもと同じように楽しそうに画用紙にお絵かきをしていく。絵はまだ描けないのでなぐり書きに近いのだが、シャカシャカと鉛筆のような音をたててお絵かきが進む。実際に使ってみると、クレヨンというよりも鉛筆の軽い書き心地に似ていて、油っぽさがまったくない! サラサラとなめらかなすべりにびっくりした。
娘が画用紙にクレヨンをガンガン叩きつけることもあったが、折れたり凹んだりせず耐久性があることも魅力! 手に付着しにくく、お絵かきした画用紙同士がべたっと貼りつきにくいのもありがたい。これなら、かわいいお絵かきを思い出として保存できそう!
今回もやはり、娘は自分の顔にクレヨンをぬりぬりしてしまったのだが、お湯で濡らしたふきんでサッと拭くだけできれいになった。ここでも普通のクレヨンとの違いを感じられた。
欲をいえば「もっと発色のよい赤や青もあればいいな」とは思うが、自然な野菜そのものの色合いはこれはこれで美しい。とくに「ながいも」(白)や「とうもろこし」(黄)は光り輝くような色合いで、これまで見たことのない美しさだと思った。誰かに見せたくなる、贈りたくなるクレヨンだ。
mizuiro株式会社『おやさいクレヨン Standard』は、1箱10色セットで税抜価格2,000円。ブランドサイトをはじめ、公式楽天ショップ「mizuiro inc」や公式BASEウェブショップにて販売中。
ちなみに同社ではカラーバリエーションが異なる『おやさいクレヨン』season1~4や「おはなのクレヨン」、「おこめのクレヨン」や「おやさいねんど」など幅広いアイテムを取り揃えている。いずれも親子で安全に楽しめる商品ばかりなので、ぜひ一度ブランドサイトをチェックしてみて。
photo by 尹 哲郎