【食べ比べ比較】冬はやっぱり柚子!ゆず風味3商品ジュース・タブレット・チョコをおためししてみた!

ゆずファンならこうしたお楽しみがある冬

スーパーやコンビニには今年も冬が旬の果物「柚子」の新商品がずらり! たくさんある柚子商品の中から、今回は特に気になる『Vivit’s 京ゆずmixソーダ』『ミンティア 柚子』『ブリリアントトリュフ和み柚子』を実際に食べてチェックしてみた。

同じ柚子でも美味しさはそれぞれ! 新作ゆずお菓子&ドリンク3商品を爽やかに食べ比べ!

一般的に秋の終わりから旬を迎える「柚子」。日本人が大好きな柑橘類のひとつで、お菓子やドリンクのフレーバーとしても冬の定番だ。農林水産省によると、日本の柚子の生産地シェアは高知県などの四国地方、宮崎県などの九州南部が多く、基本的には気候が温暖な東北以南で栽培される果実だそうだ。

 

記者にとっては「おいしいに違いない」と思い込んでいるほど大好きな柚子系お菓子・ドリンクだが、今年は定番のドリンクやタブレットの風味だけでなくなんとチョコレートにまで柚子が進出! これは見逃せない。

 

今回チェックするのは、伊藤園『Vivit’s 京ゆずmixソーダ』(450ml・希望小売価格 税抜140円・2017年12月25日発売)アサヒグループ食品『ミンティア 柚子』(50粒・希望小売価格 税抜100円・2017年12月7日発売)ブルボン『ブリリアントトリュフ和み柚子』(57g・希望小売価格 税抜200円・2017年12月26日発売)の3商品。

いずれも柚子を使用した商品だが、『ミンティア 柚子』は高知県産の柚子を使用、『Vivit’s 京ゆずmixソーダ』は稀少性の高い京都水尾産の柚子が使用されている。高知県産の柚子は生産量日本一で、四万十川の清らかな水で育った柚子は香りがよくさっぱりとした甘みがあるという。一方、京都の水尾というと嵯峨野トロッコ列車で有名な地域。伊藤園Vivitsのブランドサイトによると「日本のゆず栽培発祥の地」だそうだ。

 

果実そのものを食べ比べるわけではないので、味の違いや特徴は感じられなさそうだが、いずれも産地にこだわり、本格的な柚子の味わいを表現しているという。さっそく食べて、その味わいを検証していこう!

 

まずは柚子炭酸飲料『Vivit’s 京ゆずmixソーダ』を飲んでみた!

『Vivit’s 京ゆずmixソーダ』のパッケージには伝統工芸品「西陣織」(京都北西部一帯で生産される伝統的な織物)をモチーフにしたデザイン。西陣織工業組合による協力で実現したこだわりの和風パッケージだ。落ち着いたダークグレーに透かし模様のような和柄がデザインされている。パッと見ただけでは気づかないが、よく見るととても美しい。

香料・着色料は不使用で、柚子の風味をしっかりと伝えるため「ゆずピューレ」や「ゆず果皮エキス」が配合されている。ちなみに、りんご果汁も入っている。

 

キャップを開けると、柚子独特の爽やかな香りがする! ドリンクのにごりが、柚子の果肉をすりつぶしたように見える。

実際に飲んでみると、パッケージの和の落ち着いた雰囲気とは反対にかなり強炭酸! ゆずのまろやかさと炭酸の刺激は相反するかと思いきやとてもマッチしていておいしい。

後味がさらに柚子の香りでいっぱいで、甘い炭酸飲料なのに口の中がスッキリする。『Vivit’s 京ゆずmixソーダ』は、ゴクゴク飲みたいドリンクだった。

 

続いては柚子味タブレット『ミンティア 柚子』を試食!

ミンティアといえば、果汁感たっぷりのタブレットというイメージ。種類によってはものすごく香料の人工的な香りがするものもあるが、『ミンティア 柚子』はわりと自然でさりげない柚子の香りがする。

見た目は小さくて食べやすい、タブレット。柚子のイメージだとイエローだと思っていたが、意外にも真っ白だった。

ひとつ食べてみると、最初は柚子というかみかんのような甘い味がする。しばらく舐めていると、徐々に柚子の皮の香りが口の中に広がってきた。ミンティアはタブレットの中でも甘さが強い方なので、みかんっぽくなってしまったようだ。

でも最後は柚子の味が口に残り、さっぱり爽やかな後味だ。『ミンティア 柚子』はさっとお口直しがしたいときにぴったり。においが控えめなので、いつでもポイッと食べられるのも魅力だ。しかし50粒100円(税抜)とは、お財布に優し過ぎる設定! ありがとうミンティア!

 

最後は『ブリリアントトリュフ和み柚子』!柚子風味のチョコってどんな味?

トリュフチョコといえばミルクやビターという定番の味わいをイメージするが、柚子風味のチョコレートはめずらしい。チョコという濃い味わいに、柚子のようなさっぱり系フレーバーが太刀打ちできるのだろうか?

パッケージは光り輝くイエロー。コンセプトは「日常の中の贅沢」というブリリアントトリュフシリーズだけあって、かなり豪華な印象。特別感がある。コロンとかわいいトリュフチョコと柚子の写真がかわいらしい。

中身は、個包装で13個。袋を開けると、白いパウダーをまとったトリュフチョコが登場。この小さな一粒のトリュフチョコレートの中に、柚子のさわやかさと苦みがミックスされているという。

さっそく一粒いただいてみると、外側のパウダーは甘い粉砂糖で、トリュフチョコレートはふわっ&とろっとなめらかな食感! あっという間に口の中で溶けてしまった!

最初はチョコの甘さが強いが、すぐに柚子の香りと苦みが感じられた。とろけるのが早すぎて味を堪能するという感じでもないのだが、チョコなのに確かに柚子の味がする! 『ブリリアントトリュフ和み柚子』はハマりそうな予感。

 

まとめ:柚子はハズレなし!でもチョコなのに柚子の苦みもある『ブリリアントトリュフ和み柚子』は絶対おすすめ!

柚子系お菓子やドリンクは、やっぱりハズレなしのうまさ。冬を感じる独特の甘み・香りは、これから本格的な寒さを迎える私たちの心もカラダもほっと癒してくれる。しかしあえていうなら、『ブリリアントトリュフ和み柚子』はチョコの甘さと柚子の香り・苦みが見事に共存したほかにはない貴重な味わいだった。期間限定・数量限定なので、ぜひ一度チェックしてみてほしい!(ちなみに「ブリリアントトリュフ香ばしアーモンド」も同時発売中)

 

柚子炭酸飲料『Vivit’s 京ゆずmixソーダ』、タブレット『ミンティア 柚子』、チョコレート『ブリリアントトリュフ和み柚子』は、いずれも全国のスーパーやコンビニエンスストアなどで広く発売中! 冬季限定商品なのでお買い求めはお早めに。

 

 

オススメ度:(買っても損はない)

記者

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椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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photo by 尹 哲郎

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