強炭酸カロリーオフカルピスソーダも、できたて生ハイボールも! 『ソーダストリーム Spirit スターターキット』でホームパーティーはより盛り上がる

思うがままの炭酸強度調節が楽しい!

アンジャッシュ・渡部建のCMでもおなじみ。家庭で簡単に水道水を使って炭酸水が作れるソーダメーカー『ソーダストリーム Spirit(スピリット)スターターキット』。好みの強さの炭酸水を、作ってすぐ飲むこの楽しさは、一度試すとクセになる!?

500mlで約18円とコスパ最高、ペットボトルのゴミの山とおさらば! 電源不要で、いつでもどこでも美味しいできたて炭酸が味わえる!

大方の飲食物は、できたてが美味しい。どんなに真空密封や冷凍、保存料などで工夫しても、その場で作ったものにはかなわないものだ。では炭酸水はどうか。ウィスキーなどのお酒の割材として、はたまた最近ブームの「ウィルキンソン タンサン」(アサヒ飲料)に代表される、そのまま飲むヘルシードリンクとして、今やなくてはならない存在である。

そんな時に一番問題になるのは、ゴミ。飲めば飲むほど、つぶれにくいペットボトルのゴミが量産されていく。地球に優しくないというのはともかく、場所をとるし、ペットボトル回収日が限られている地域だと、その手間は結構大きい。

その点、ソーダストリーム株式会社(東京都渋谷区)の『ソーダストリーム Spirit(スピリット)スターターキット』(W13×H42×D18.5cm/1,100g・希望小売価格 税抜14,000円・発売中)なら、そうしたゴミは一切出ない。しかも作りたい分だけ作ればコスト面もどんどん安くなる。一度開けてしまったペットボトルの炭酸水は蓋を締めていても時間が経てば気が抜けてしまうが、これはその場で好みの強さの炭酸水を作ることができるので、そうした心配もない。

また、できたての炭酸水は、市販の炭酸水よりも美味しいのだという。それはとても気になる。ということで『ソーダストリーム Spirit(スピリット)スターターキット』をきっちり試してみることにした。カラーリングはホワイト、レッド、ブラックがあるが、一目惚れしてしまったレッドを使用する。

環境に溶け込むホワイト

精悍なブラック

使う前にすることは、専用ガスシリンダーをセットするだけ!

この『ソーダストリーム Spirit(スピリット)スターターキット』の仕組みは、専用のガスシリンダーを使用して、水に炭酸を注入する方式。スターターキットなので、あらかじめシリンダー1本は同梱。また炭酸水を作るための専用1リットルボトルと500mlボトルも1本ずつ付属している。

専用ガスシリンダーは取扱店舗や公式サイトを通じて交換で購入(税込2,984円※送料・代引き手数料込)。追加で予備シリンダーを購入したい場合は新規購入価格3,703円となる。

まずは後ろのカバーを開けて、本体下の穴に一部通し、キャップをとった専用ガスシリンダーをねじ込んで装着。カバーを戻す。これで準備完了。

世界的デザインアワードの、2017 年レッド・ドット:プロダクトデザイン賞を受賞 したキッチンに置いておいてもうれしくなるスマートデザイン

次はキャップをとった専用ボトルに水道水を水位ラインまで注ぐ

そしてぴろっと飛び出している注入チューブをボトルの中に入れて、ぐいっとはめ込む。ここは少々力がいる

そして斜めのボトルを垂直になるようにセット。この時ボトルが宙に浮いていれば、きちんと取り付けられている

 

いよいよ炭酸水製作。と言っても上部のボタンを押し込むだけ。

これも少し力がいるが、大したことはない。下までしっかり押すとブジュッという強力な音がして、ボトルの中に力強い泡が注ぎ込まれる。炭酸水誕生の瞬間である。

大きいボトルで4回、小さいボトルで3回プッシュが基本。もっと炭酸を強くしたい場合は追加で押すが、何度も押しすぎるとガスの無駄遣いだし、長く押すと溢れてしまうので注意。

そして手前にゆっくりボトルを引くと、プシューという小気味いい音がして、自動的にガス圧でボトルが外れる。この時無理やり引っ張らないこと。これで出来上がり

 

できたての炭酸水で作った生ハイボールを飲んでみる!

小さいボトルで3回プッシュすると、いわゆる標準的な炭酸水のできあがり。飲んでみると市販のペットボトル炭酸水よりも、生々しいというかイキの良いジュワジュワぶりを感じた。まさに生炭酸という感じ。炭酸水もやはりできたては美味しいのだと、ひとしきり感動する。

日頃から強炭酸好きなので、さらに2回プッシュを加えたら、ビリビリの炭酸水が出来上がった。これは強烈。もちろん微炭酸好きなら回数を減らせばいい。この自分の裁量で炭酸の強さを決められるというのが、何とも楽しい。

 

 

それではこの製品の最大の売りである”生ハイボール”を味わってみたい。一体何が違うのだろう。

 

 

強炭酸気味に仕上げたできたて炭酸水を、あらかじめ氷と、世界的に有名だけどお手頃価格のバーボン・ウィスキー「ジムビーム」を注いでおき、なるべく氷に当たらないようにそーっと注ぐ(氷に触れると炭酸が抜けてしまうので)。

そして軽くステアすれば出来上がり。ぐびっと飲んでみると強炭酸のビリビリとバーボンならではの香ばしさが絶妙のハーモニー。何だかワンランク上のウィスキーを飲んでいるような錯覚に襲われる。炭酸の質が普段ペットボトルで使用している時と、明らかに違う。市販の炭酸水はもっと細かい粒に感じるが、『ソーダストリーム Spirit(スピリット)スターターキット』で作りたての炭酸水は、粒の大きさが微妙に違う気がするのだ。

言ってみるなら普通の機械製麺の日本そばと、職人さんによる手打ちそばの違い。微妙な太さ/大きさの違いが美味しさを高めるという点では似ているような。

 

 

できたて生コーラのお味はいかに!?

今回はマシンとともに、ソーダストリーム株式会社による「ソーダストリーム プレミアムシロップ コーラ」(750ml・希望小売価格 税抜1,000円・発売中)も入手できたので、試してみたい。1本で約コップ30杯分が作れるということで、500mlあたり約54円とこれまた安価に作ることができる。

ちなみに無添加でカロリーオフとのことだが、どのくらいカロリーオフなのかは不明だ。作り方は炭酸水を作ったボトルに、このシロップをゆっくり加えるだけ。混ぜるのも炭酸が抜けないようにゆっくりボトルを回転させて作る。

これもまた目安量の通りに作るのもいいが、自分なりに濃いめのコーラを作れるというのがテンション上がる。このシロップはどちらかというとナチュラルコーラの味わい。ちなみにシロップは他にジンジャーエール、オレンジ、レモンライム、レモン、アップル&ピーチがラインナップされている。レモン、アップル&ピーチに関してはカロリーオフタイプもあり。

 

 

市販では手に入らない強炭酸カロリーオフ・カルピスソーダをお手製してみよう!

もちろん炭酸水にシロップを溶かすだけなので、専用シロップ以外にも様々な活用が可能だ。記者がぜひやってみたいと思ったのが、カロリーオフで強炭酸のカルピスソーダ。希釈用でカロリーオフの「カルピス カロリー60%オフ プラスチックボトル470ml」(アサヒ飲料)を用意して、まずは強炭酸の炭酸水を作り、そこにカルピスを注いでいく。

しかも普通よりも濃いめに。氷を入れたグラスにそっと注いで、飲んでみると…。これは美味い! 強炭酸な上に濃厚というカルピスらしからぬ攻撃的な味わいに仕上がった。このように思いつく限りの炭酸ドリンクを作ることも可能だから、楽しさ無限大。

ちょっとしたホームパーティーなどでは、必ず盛り上がるに違いない、『ソーダストリーム Spirit(スピリット)スターターキット』による作る楽しさのある炭酸体験。ランニングコストが安い、ペットボトルのゴミにうんざりしない、エコでサステナブル、といういろいろなメリットがある製品だが、何より今回感動したのはその製作工程の楽しさ。気になる人はぜひ一度試してみてもらいたい。

入手は公式サイトや量販店などで可能だ。

 

 

公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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