無糖炭酸ブームに参戦!「自然とのふれあいによる人間性の回復」をテーマにした最強ガス圧炭酸『サントリー 南アルプススパークリング』ってどんな味!?
かつてはお酒の割り材として活躍していた炭酸水。「ペリエ」「サンペレグリノ」などのブランド品はともかくとして、ペットボトルに入った炭酸水は、そのまま飲むイメージは珍しかった。その流れを変えたのが2011年の「ウィルキンソン タンサン」。その流れは7年経って本物の勢いに。サントリーも「南アルプスの天然水」から『サントリー 南アルプススパークリング』が登場だ。
天然水のデファクトスタンダードから飛び出した「自然とのふれあいによる人間性の回復」をテーマにした
2011年の「ウィルキンソン タンサン」の人気が近年爆発すると、コカ・コーラシステムの「い・ろ・は・す 無糖スパークリング」や「カナダドライ ザ・タンサン」、キリン「キリン ヨサソーダ」、伊藤園「磨かれて、澄みきった日本の炭酸水」、バージョンアップした「ウィルキンソン タンサンドライ」など無糖炭酸ブームが到来。全体的には強炭酸方面に進化し続けている印象だ。
そしてCMに宇多田ヒカルが出演しているのでも話題のサントリー「南アルプスの天然水」からも、サントリー食品インターナショナル『サントリー 南アルプススパークリング』(500mlPET・希望小売価格 税抜100円・2018年4月24日発売)が登場した。これは「自然とのふれあいによる人間性の回復」をテーマに、(株)スノーピークと取り組む「山のむこう」プロジェクト第1弾として共同開発された製品。
その特徴は、近年の嗜好を捉えたブランド史上最強ガス圧という強炭酸。さらに耳にうれしいポンっと開栓時に音が鳴る仕組み。さらに先端をシャープな形状にすることによる飲みやすさ。
では実際に飲んでみよう。
無糖で炭酸水なら、味にそんなに差はないんじゃ? と思うかもしれないが、これが結構違う。水自体の硬度(ミネラルが多いほど硬水、少ないほど軟水)による口当たりも違うし、硬水は甘く感じるのに対し、軟水ベースでは特有の酸味を感じるもの。さらに炭酸強度がこれに加わり、慎重に飲めば飲むほど奥が深いものなのだ。もちろん温度によっても全然味の印象は変わってくるし。
それではきっちり冷やした『サントリー 南アルプススパークリング』とレモンフレーバーを加えた『サントリー 南アルプススパークリング レモン』を飲んでみたい。
『サントリー 南アルプススパークリング』
開け方が下手くそだったのか、うまくポンっという音はしなかった。気を取り直してグイッと飲むと、ビリビリの強炭酸が舌の中心を突っ走り、喉から食道にかけてを駆け抜けていく。後味はほんのりとした酸味。日本の天然水ならではの軟水なので爽やかな味わい。
ただ極端な特徴はない。元々の「南アルプスの天然水」もクセがないのがクセのような味だが、その流れを炭酸を注入したこの『サントリー 南アルプススパークリング』でも受け継いでいるようだ。
『サントリー 南アルプススパークリング レモン』
口に含むと結構強めのレモンの香り。無果汁扱いだが、有機レモン果汁を少量使用しているようだ。残念なのは香料が入っているところ。無糖炭酸の良いところは無添加イメージなので。
すっきりとしたレモン風味で、無糖炭酸慣れしていない人には向いていると思う。
ちなみに同時発売で、全国の「ファミリーマート」「サークルK・サンクス」限定で
「サントリー 南アルプススパークリング グレープフルーツ」もリリースされるという。
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photo by 尹 哲郎