悪酔い軽減に柿が効くってウソ・ホント!? 織物会社と近大の共同開発で生まれた『柿ダノミ』!
赤くなると医者が青くなるものと言ったら? トマトと答えた人は半分正解。ヨーロッパの「1日1個のトマトは医者を遠ざける」という諺を和訳時に、日本にもともとあった「柿が赤くなると医者が青くなる」をもじったから。なので日本人なら柿。しかも柿は二日酔いや悪酔いにもいいというが、本当なのだろうか。今回は柿の成分を用いたサプリメント『柿ダノミ』を紹介する。
古くから日本人の生活に役立ってきた果物・柿。ウコン、しじみだけじゃない、二日酔い・悪酔い軽減対策
柿が赤くなって昔の医者が青くなったのは、豊富な栄養成分から風邪の特効薬的に使われてきたから。ただ柿の活用法はそれだけではない。現存最古(平安時代)の医学書「医心方」や江戸時代の本草書「本朝食鑑」にも”柿は酒毒を解する”と記載があり、奈良地方では昔から柿は二日酔いによいという伝承があるのだ。
そこで住江織物株式会社(大阪市中央区)のサプリメント『柿ダノミ』(10袋入※1袋2粒・希望小売価格 税抜1,500円・発売中)。織物会社がなぜ…? と思うかもしれないが、柿渋には元々消臭や抗菌等の機能性があり、インテリア製品の付加価値として活用できないか研究していたという。住江織物はバイオテクノロジーを元にした機能性素材の開発などにも注力しており、今後注目の会社だ。
そうした故事にならい二日酔い・悪酔い軽減対策のために、近畿大学農学部との共同研究で生まれたのが『柿ダノミ』。奈良県産柿から特許製法により抽出した柿渋を使ったサプリメントだ。
ヒト臨床試験も行い、悪酔いに対する軽減作用※や安全性を確かめた上でのリリース。もちろんもともと日本人が古来から摂取してきた果物なので、安心だ。※自覚アンケート結果による
奈良県の「高付加価値獲得支援補助金 ご当地食品開発事業」に採択され開発されたというこのサプリ、さっそく試してみよう!
実際に『柿ダノミ』を飲んでみた!
柿のサプリメントということで、不思議な香りがするのではないかな、味は大丈夫なのかと心配が募るが実際はどうだろうか。
中身は小袋に2粒ずつ入っているので、持ち歩きもしやすい。なかの錠剤はうっすら紫色がかっているくらいで、言われてみれば遠くで柿の香りがする気もするが、ほぼわからない。
ぬるま湯や水で飲むのも、小粒なので楽々だ。
お酒を飲んで悪酔いして良いことなど一つもない。飲酒後のだるさや胃のむかつきを歓迎する人はいないだろう。
日頃からそうしたお酒の悪い方の効き目を実感して後悔してばかりいる人にとって、この奈良県産の柿を使用して安全・安心な『柿ダノミ』は力強い味方になってくれるはずだ。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎/Official images