生姜の辛味と強炭酸で刺激度をさらにアップさせた無糖炭酸の急先鋒『サントリー 南アルプス クラフトスパークリング 無糖ジンジャー』がちょうどいい理由!
無糖炭酸ブームが花盛り。自販機にもそれは同様で、各メーカーごとに強炭酸や無糖ゼロカロリー(糖質ゼロ)などをうたう商品がズラリ。でもちょっと待って、ほぼ無味な炭酸をお金を出して買うのは釈然としないという人もいるはず。そこで生姜の味と刺激をプラスした『サントリー 南アルプス クラフトスパークリング 無糖ジンジャー』だ。
本物のジンジャーエールよりも甘くない・辛すぎないからゴクゴク飲みやすい!
「自然とのふれあいによる人間性の回復」をテーマにしたスノーピークとの「山のむこう」プロジェクト共同開発商品第2弾がこの刺激的な無糖炭酸。
カロリーも糖類もなくてヘルシーでいいんだけれど、「もう少し味のあるものが欲しい」という、なかなかにわがままなユーザーの声をもとに生まれたのがサントリー食品インターナショナル『サントリー 南アルプス クラフトスパークリング 無糖ジンジャー』(500mlPET・希望小売価格 税抜124円・2018年6月5日発売)。
かつてミネラルウォーター黎明期に、「水に金が出せるか!」と心の中で叫んでいる人も多かったに違いない。今では全然珍しくないけれど、水=無料という常識がかつてはまかり通っていたもの。
それが無糖炭酸ブームがやってくると、またしても心の中で頭をもたげるのが「味がないのにお金を払うなんて…」という変なコストパフォーマンス意識。お金の分、味が欲しいというのは……、まあ、そうかも。
今回の『サントリー 南アルプス クラフトスパークリング 無糖ジンジャー』はジンジャーエール的なものと思うかもしれないが、実際は違う。近年流行ったものに、本来の正しいジンジャーエールというのがあって、そのものすごい辛さに涙目になった人も多いのではないか。記者も喉にいいかと思って、風邪を引いたときに飲んで、喉に沁みすぎて、泣いた。
かと言って、ポピュラーなジンジャーエールはサイダー的で、あまりにジンジャーの刺激はない。この程よい中間がないというところに、この『サントリー 南アルプス クラフトスパークリング 無糖ジンジャー』は、実にサクッとハマるのである。
高知県産生姜を丁寧に煮込むことで辛さをマイルドに抑え、無糖炭酸なので甘みは入れない。それでいてソーッと味付けのために有機ぶどう&レモン果汁も入れている。あくまで脇役だが、生姜の旨味をアップさせるために、とても良い仕事をしている。
キャップを開けると、ギリギリくせにならない程度のジンジャー臭。爽やかなその香りとともに強炭酸の中身を飲むと、強炭酸だけでは表現できない辛味がほんのりと広がって、これがまた爽快。それでほんとギリギリの味がある。甘みに行く一歩手前、寸止めの美味しさを感じることができる。
これはゼロカロリーで糖類0gと考えれば、素晴らしい健闘ぶりだと思う。普段から清涼飲料水は甘すぎるが、水やお茶だと味が物足りないという微妙な層に強烈にアピールできるはずだ。
入手は全国のコンビニエンスストアと交通売店にて。
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photo by 尹 哲郎