ロボ&サッカー好き熱狂!タカラトミー『サッカーボーグ』 で君がピッチに立て!

室内でエアコン効かせて盛り上がろう!

 

サッカーワールドカップ・ロシア大会まで2週間。すでにブブゼラを手に「オレオレチャンプ(WE ARE THE CHAMP)」を口ずさんで、サムライブルーのTシャツを身にまとっている人も多いだろう。記者も今からスポーツバーで観戦するスケジュール調整をしているところ。でも、ちょっと待った! サッカーを観るだけでは物足りないという君! ワールドカップの前に、タカラトミー『サッカーボーグ』で熱くなってみないか!?

 

子供だけじゃもったいない! 大人も熱くなる「サッカーボーグ」開幕!

「サッカーボーグ」のヒノタマレッド(右)とカナリアイエロー(左)パッケージ。このほかウォールブラックと日本代表ver.がラインナップ

株式会社タカラトミー(東京都葛飾区)の「オムニボット」シリーズは、家庭用ロボットの先駆けともいえる前衛的な商品だった。その歴史は、なんと1980年台にまで遡る。当時のトミーが初代「オムニボット」を販売してから30年以上が経過した今年、オムニボットの歴史に新たな名を刻む『サッカーボーグ』(幅125×高さ95×奥行き75mm・希望小売価格 税抜4,500円※日本代表ver.のみ5,000円・2018年4月26日発売)が誕生した

 

「次世代ロボットサッカー開幕!」と題し、サッカーワールドカップの盛り上がりを狙って発売されたと思われる「サッカーボーグ」。ラジコン(RC)を使って「サッカーボーグ」を操作し、ドリブルや2種類のシュート、マンツーマンの“デュエル”(ボールの奪い合い)が楽しめると早くもネットなどで話題になっている。

パッケージされているのは「サッカーボーグ」本体とRCコントローラー、ボール、ブレード。そしてゴールシートやシール、取扱説明書となっている。つまり、単体で購入すれば「PKごっこ」を楽しめるということになる。対戦して遊ぶなら、友達の「サッカーボーグ」とゴールシートを持ち寄ってプレイすればいい。

 

なお「サッカーボーグ」が2体セットになっている「キックオフセット」(税抜8,500円)も用意されている。

 

2種類のシュートを駆使してゴールを決めろ!

まずは「サッカーボーグ」のセットアップから始めよう!

「サッカーボーグ」本体の背中に単4形アルカリ乾電池(充電式ニッケル水素電池も可)を3本挿入。またRCコントローラーにも同じく単4形乾電池2本を入れる。どちらも電池を挿入後、プラスドライバーでフタのネジを締める必要がある。あまりキツく締め過ぎたり、ドライバーを空回りさせてしまうと、ネジ頭が摩耗してバカになってしまうので気をつけよう!

電源スイッチは本体→RCコントローラーの順番でオンにする

電池を装填したら、いよいよ「サッカーボーグ」起動!

 

まず本体側の電源スイッチをオンにする。「サッカーボーグ」の目が赤く点滅を始めるので、すかさずRCコントローラーの電源スイッチをオンにすると、目の赤い点滅が点灯に変わる。これで準備OKだ。

目が赤く点灯したらスタンバイOK!

「ブオォォン」という起動音……はしないのだが、いかにもロボに魂が吹き込まれたような感じで、メカ好きにはたまらない瞬間だ。

 

と、動かす前に覚えておきたいことがある。この「サッカーボーグ」は難しくないが組み立てをしなければならない。両腕とブレードをはめ込むだけなのだが、両腕に関しては固定されておらず、ブラブラしている。記者は腕で何かするのかなと思ったけど、どうやら何もないらしい。「サッカーボーグ」同士のバトルで引っかかってしまうのを避けるために、このようにブラブラしているようだ。

PROポジション(左)とBIGINNERポジション(右)のブレード角度

ブレードは2種類の角度があり、幅の狭い「PRO」ではボールのキープ力がアップするが、相手からボールを奪うのが難しくなる。一方、初心者向けの「BIGINNER」ではボールをゲットしやすくなる。操作の習熟度によってハンデを付けたりして遊ぶのもいいだろう。それでは、具体的な操作方法について解説しよう。

RCコントローラー前面。左右旋回したり、前進・後退をしたりできる

RXコントローラー背面。右足では精度の高いグラウンダー(ゴロ)シュートが、左足はディフェンスの頭を越えるライジング(フライ)シュートが打てる

このあたりの操作方法については公式動画を見たほうがわかりやすいので、チェックしておくといいだろう。

ポイントは左右のシュートの使い分け。シュートのテクニックを覚えることが上達への近道となるのだ!

右足から繰り出される地を這うようなグラインダーシュート

左足は高く浮かぶライジングシュートを放つことができる

パッケージに同梱されているゴールシートを組み立てて、4つのターゲットを立てれば難易度がアップするので、練習や実践ゲームの際に活用すると面白いだろう。

ターゲットの隙間を狙ってゴーーーーーール!!!!!

 

「ワールドサッカーボーグカップ」の動向も見逃せないぞ!

この「サッカーボーグ」は対象年齢が6歳以上となっているが、遊びこむほどに奥が深く、大人同士が対戦しても十分楽しめる。それこそスポーツバーなどで専用ピッチと「サッカーボーグ」を複数台用意して、お客さんが遊ぶのに利用するのもアリだと思う。盛り上がること間違いなしだ。

また、この「サッカーボーグ」は本体の見た目がシンプルなので、ステッカーチューンや自分で塗装するなどカスタマイズの要素が多く残されているのも魅力だ。自分だけのオリジナル「サッカーボーグ」を作り込んでみるのも遊び方のひとつかもしれない。

4月に行われた新製品発表会には、武田修宏(左)とお笑い芸人でサッカー通の土田晃之(右)が駆けつけ「サッカーボーグ」の魅力を熱く語った

なお、ワールドカップと時期を同じくして、今月(2018年6月)YouTuberを起用した大会「ワールドサッカーボーグカップ」が開幕した。8チームが参加し、4チームvs.4チームの対抗戦を実施。熱戦を勝ち抜いたチームのリーダーは、なんと元サッカー日本代表の「ごっつぁんゴール」で有名な武田修宏が率いるドリームチームとのエキジビションマッチに挑むという。

 

その模様は、各YouTuberが動画をアップしているようなので、熱戦の模様をチェックしてみよう。

 

 

公式サイトはこちら

記者

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タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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photo by 尹 哲郎

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