『EDGE シゲキング 鶏しおレモン味ラーメン』は本当に酸っぱさMAXなのか注意深く検証!

酸味は継続でより強力な刺激となる

 

普通の味は必要ない! 「驚き」と「やりすぎ」をテーマに刺激を与えてくれるエースコックの「EDGE」シリーズから『EDGE シゲキング 鶏しおレモン味ラーメン』が登場。王様も顔を歪める酸っぱさはいか程なものか、早速挑戦してみよう。

 

パッケージのキングは顔を歪めているが酸っぱさはそこまでではないかも。その代わり……

冒頭でも紹介した通り「EDGE」シリーズは「驚き」と「やりすぎ」がテーマ。過去には、「EDGE 鬼辛とんこつ醤油ラーメン」や「EDGE 鬼背脂とんこつ醤油ラーメン」など鬼ヤバい商品を連発。喉に張り付く唐辛子は悶絶ものだった。

すまし顔のキング

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今回発売されたエッジの効いたカップ麺は『EDGE シゲキング 鶏しおレモン味ラーメン』(94gうち麺70g・希望小売価格 税抜205円・2018年5月28日発売)。ご覧のとおり、レモンの酸っぱさを「やりすぎ」てしまった商品のようだ。

 

栄養成分表示には、レモンならではのビタミンCの表記。厚生労働省の推奨するビタミンCの1日当たりの摂取量は15歳以上で100mg。1,127mg配合含まれている『EDGE シゲキング 鶏しおレモン味ラーメン』はすでにやりすぎのようだ。なお、レモンに換算すると約56個分に相当する。ただ取りすぎてもビタミンCは尿として排泄されるので、通常問題はない。

蓋を開けると、液体スープとシゲキングの素の2つ入っている。

 

蓋を開けても特別匂いはしない。鼻を近づけるとチキンの匂いをふわりと感じる程度だ。

 

それでは早速お湯を注いで食べてみよう。湯戻しの時間は3分。

 

スープは鶏ガラをベースとした塩。シゲキングの素を入れる前から鶏ガラとレモンの匂いが鼻孔を刺激する。ややレモンが強め。

試しにシゲキングの素を入れる前にスープを飲んでみると、すでにレモンが主張した味となっている。正直、これでも十分においしい。なんならこれで発売されていてもヒットするのではないだろうか。

 

ここにシゲキングの素を入れることでレモン入れすぎになる。記者はレモンをそのまま食べるくらいには酸っぱさへの適応力はあるが、元々レモンが利いているだけにさすがにビクビクしている。

意を決して投入! 見た目に変化はないが匂いは単純にレモンが濃厚となった感じ。では、頂きます。

 

味わうよりも一気にかきこむのがおすすめ。シゲキングの素はお好みに合わせて調整を!

思ったよりも酸っぱくはない。確かに入れる前に比べるとキュッと酸味が強くなったが、レモンをそのままよりは断然食べやすい。

油揚げめんはやや細めのちぢれ麺。角切りされて歯ごたえもいい。スープも麺に負けずに口の中でしっかりと酸味を与え続けてくれている。口の中がとても爽やかで気持ちいい。

 

と、思っていたのだが底に近づくにつれて正直つらくなってきた。酸っぱさというより、何かの原液を飲み続けているような感覚に陥る。始めの数口は美味しいがすぐに満足してしまうあの感覚だ。

具は味付鶏肉そぼろ、ねぎ、なると、卵。鶏肉そぼろに味がしっかりと付いているので酸っぱさをリセットしてくれるいいアクセントになるのだが、混ぜてしまったので食べたい時に見つけるのが大変。鶏肉そぼろ以外の具は酸味にやられて食感しか楽しめない。

 

間違いない。これは「やりすぎ」だ。爽やかと書いたが、撤回した方がいいかもしれない。食べ進めるとあまりにも濃い。辛味と違って喉や胃に身体ダメージが無い分かなりマシだが精神的にやられる。レモンや梅干しが大好き! と自負する人もこればかりは別物として食べた方がいい。

鶏ガラ塩スープも具も美味しい。だがこれはネタカップ麵と言える危険な一品だ。シゲキングの素は少しずつ入れるのがおすすめ。

 

全国のスーパーやコンビニで発売中。

 

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 清水杏奈

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