【飲み比べ】新商品『超芳醇』と『匠の冴(さえ)』が加わった『一番搾り』ブランド。美味しい1杯を求めて3種飲み比べ【比較】
発泡酒や第3のビールも美味しいものが多くなってきたこの頃。それでも、自宅でひと息つきたいときに、美味しいビールが飲みたい! というビール党の方も多いはず。そんなビール党に愛され続けるキリンビールの『一番搾り』ブランドに、『超芳醇』と『匠の冴(さえ)』の2つのニューフェイスが登場。おなじみの1本を加えて、贅沢に『一番搾り』ブランド3つを飲み比べてみることにした!
常に進化を続ける『一番搾り』ブランドのこだわり!
飲み比べる前に、商品の詳細をみていこう。『キリン一番搾り 超芳醇』(350ml缶・実勢価格税込約195円・2018年6月5日発売)は、黄金色に輝く缶が贅沢感を与えてくれる1本だ。
期間限定での発売となる『超芳醇』は、ブランド名にもなっている一番搾り製法の美味しさを突き詰める形で開発された商品とのことで、従来の製品よりも高濃度に仕上げた麦汁を使用。
昨年の8月より、9か月連続で前年の販売数量を上回っている『一番搾り』ブランドの缶製品の勢いと、製法への絶対的な自信が伺える。
最大の特徴ともいえる一番搾り製法とは、麦から最初にこぼれるうまみの詰まった麦汁のみを使用する製法のこと。もともとの『一番搾り』も、麦の美味しさをたっぷりと感じることが出来るだけに、高濃度の麦汁がどれほどのものか、期待感が高まる。
『一番搾り 匠の冴(さえ)』(350ml・実勢価格税込221円・2018年4月3日発売)は、セブン&アイ・ホールディングスと共同開発され、グループの店舗で限定販売されている商品だ。
一番搾り製法に加えて氷点下熟成製法を採用しており、「清澄な味わい」をコンセプトに開発されたとのこと。シャープな印象を感じる銀色の缶が、その特徴を表している。
氷点下で熟成し、研ぎ澄ましたうまさを目指したとあれば、これからますます暑くなるこの季節にピッタリの1杯となりそう。あと味の良さは抜群の『一番搾り』ブランドの商品だが、のど越し・口当たりの良さもあるとなれば、最強のビールなのではないかと思ってしまう。
ビール党には、お馴染みの『キリン一番搾り生ビール』(350ml・実勢価格税込約195円・発売中)。
さまざまな日本製ビールがある中で、麦の旨味をしっかりと感じたい時には、この1杯が選ばれるだろう。1990年に「一番搾り麦汁だけで作るビール」というアイデアから作られた本ブランドは、30年近く経った現在、日本中から愛される国民的ビールとしての地位を築いてきた。
そんな『キリン一番搾り生ビール』は、2017年7月に新・一番搾りとしてリニューアルしている。全工程を見直し、麦芽由来のうまみ成分をアップして、よりバランスの取れた味わいを実現。『超芳醇』と『匠の冴(さえ)』も、常に進化を続ける『一番搾り』ブランドの挑戦の賜物と呼べるだろう。
それぞれ特徴のある1杯を飲み比べ!
それでは実際に3つの『一番搾り』を飲み比べてみよう! まずは『超芳醇』から頂くことに。ひと口含んだだけで感じるのは、贅沢な麦のリッチ感だ。従来の『一番搾り』ブランドの商品よりも、少し濃い琥珀色のとおり、麦の味わいをたっぷりと感じることができた。
アルコール度数も、従来のものよりも1%高い6%となっている。ビール党が普段とは一味違う1杯を楽しみたいときに、ゆっくりと頂きたい。
続いては、『匠の冴(さえ)』をコップへと注いでいこう。缶ビールはそのまま飲むよりも、コップに注いだ方が缶の口当たりがなくなり、美味しく飲めるのだ。
こちらも飲んでみると、冴えというだけあって、さっぱりとした口当たりに驚いた。じっくりと味わうのもいいが、風呂上がりにグイっと一気に飲みたいところ。
最後はおなじみの『キリン一番搾り生ビール』だ。しっかりと泡が立つように、ゆっくりとコップへ注いでいく。
2つを飲んだ後で頂くと、バランスの取れた味わいを改めて感じることができた。実家に帰って来たような安心感とも言えるその味わい。シンプルな麦の味わいが、いかに美味しいか!
改めて3つを飲み比べてみての総評を。どれも『一番搾り』ブランドの商品であるが、飲みたいシチュエーションによって、どの1杯を選ぶか決めたいと感じた。
まず『超芳醇』は、自分へのご褒美のような、いつもとはちょっと違った楽しみを晩餐に持ち込みたい時──。『匠の冴(さえ)』は、喉の渇きを感じて、景気よく最初の1杯を味わいたい時──。
そして、『キリン一番搾り生ビール』は、上記2つを味わったうえで、改めてビールに麦のうまみを求めてみると、これまでとはひと味違った顔を見せてくれる。いつも何気なくある日常の素晴らしさを再実感するように、この夏はあなたも『一番搾り』ブランドをご自宅で飲み比べてみてはいかがだろうか。
ただし、一気に3本を飲んで酔っ払いすぎないように注意してほしい!
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photo by 尹 哲郎