バッグに入る『ひだりうちわ』からかわいいドラえもん&ドラミちゃん柄が登場!
高温多湿な日本の夏。バッグから扇子を取り出し上品に風を起こすのもいいが、やはりうちわの風は力強く、心地良い。バッグで持ち運べるところがうれしいコンパクトさが魅力の『ひだりうちわ』から「ドラえもん柄」、「ドラミちゃん柄」が登場した。
持ち運びできるドラえもんのスマートなうちわがかわいすぎる!
うちわは、丈夫で壊れにくく、古人の知恵が詰まった涼グッズ。とはいえ、難点がある。それは、持ち運ぶのには、少々大きすぎる点だ。おそらく、駅前やイベントで無料で配られたうちわをデスクやリビングに常備している方が多いのではないだろうか。
「うちわ=持ち運ぶものではない」という、固定概念を打ち破るような、うちわを一心堂本舗株式会社(東京都千代田区麹町)が発売。コンパクトでかわいい『ひだりうちわ ドラえもん柄/ドラミちゃん柄』(各1枚入り・希望小売価格 税抜900円・発売中)だ。
『ひだりうちわ』シリーズは、うちわの名産地である香川県丸亀市で作られたうちわ。利き手でない左手で悠々とうちわを扇ぐ姿から転じて、安楽に暮らすことを意味する「左団扇」が商品名の由来だという。
外資系ブランドのスカーフのようなモダンな柄から、和をイメージした柄まで全部で70種類以上のデザインが楽しめる。
デザインに合わせて世界の最高級の紙を使い分けているのが、粋だ。特筆すべきはそのサイズ。普通サイズのうちわと比べてコンパクトなので、バッグにしまって持ち運ぶことができるのだ。
オフィスでは、炎天下の外回りから戻って汗だくの姿で「暑い、暑い」と言いながらけだるそうにうちわを仰ぐ姿をあまり好まない人もいるだろう。そう、公の場とうちわは、はっきり言ってあまり親和性が高くないのだ。しかし、『ひだりうちわ』のサイズと素材感であれば、誰かの目障りになることもなく、不快感を与えることなく、場所を選ばずに使うことができそう。
扇子のように開いたり閉じたりする手間がなく、サっと取り出し、優雅に涼をとることができるので便利。オフィスでもデスクのブックスタンドや引き出しの中にさりげなく置いておけそう。
「コンパクトなので、風は弱いのでは?」という疑問が生まれるが、実際に仰いでみると、風は一丁前。頑丈なので、思い切り風を起こすことができて、かなり涼しい。
たっぷりの風の秘密は、独特の厚みのある紙と竹の骨にも隠されていそうだ。『ひだりうちわ』の「ドラえもん柄」「ドラミちゃん柄」は、京都の熟練された職人の手によってつくられた友禅染手すき和紙を使用しているという。
表面を触ってみると、紙のやさしい材質が心地よく、手すきならではの適度な厚みとあたたかみがある。うちわ骨は竹で作られており、ひんやり、すべすべとした肌さわりだ。竹の繊維は丈夫なので、簡単に壊れることはない。しかも軽い。
原作コミックから飛び出してきたようなレトロなデザインで、和紙の材質とよく合う。ドラえもん柄は、眠そうなドラえもん、肩をすくめたドラえもんなど、いろんな表情のドラえもんが楽しめる。
ドラミちゃん柄は、喜んでいるドラミちゃん、正座をしているドラミちゃんがいて、とてもキュート。
それぞれの絵柄は、和紙を切り抜いた箇所によって1枚1枚異なるので、店頭でお気に入りの1枚を選ぶのが楽しそうだ。
また、裏面も粋。「ドラえもん柄」の裏面は、青竹色。あおぎながら、周囲の人たちに涼をふりまくことができそう。
「ドラミちゃん柄」の裏面は山吹色で、和を感じさせる。
さりげなくつけられた一心堂ブランドの緋色のタグで、高級感が漂う。使えば使うほどに味が出てくるというから、今後の風合いの変化が楽しみだ。記者は、これまで無料で配られたうちわを乱雑に扱ってきたが、女性であれば浴衣やサマードレス、男性ならクールビズのファッションにもマッチしそう。
ちなみに、『ひだりうちわ』は、別売りの『宛名・メッセージシール』を用いることで、120円切手を貼って郵送できる。
『ひだりうちわ』の「ドラえもん柄」「ドラミちゃん」柄は、東急ハンズ、ロフト、一心堂本舗直営店などで販売中。夏には、全国のロフト17店舗で限定柄含む70柄をそろえたポップアップショップを開催予定だ。公式サイトからも注文可能。
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photo by 尹 哲郎/Official images