カチコチでおなじみの井村屋あずきバーとポテチがコラボ!『ポテトチップス 塩あずき味』は、冷やして食べて超ウマい!
チャレンジ精神旺盛なわんぱく企業として注目を集める山芳製菓(ヤマヨシ)が、またまた気になりすぎる味のポテチを新発売! 『ポテトチップス 塩あずき味』は、かの有名な「井村屋のあずきバー」とコラボした期間限定商品。常温でも冷やしてもおいしいって本当? さっそく実際にやってみた!
カチンコチンの井村屋あずきバーがポテチになった!?
夏と言えばアイスがおいしい季節。すでに何種類・何本ものアイスを消費している記者にとっては離れられない常備食だ。
井村屋の「あずきバー」(1972年~)といえば、「固く凍っているため、歯を痛めないようにご注意ください」と注意喚起されているほど固いことで有名なアイスキャンディ。専用のかき氷器までヒットするほど、支持は高い。1本に100粒ものあずきがまんべんなく練り込まれていて、その独特の味わいは多くの日本人に愛され続けている。
ちなみに現在、歌舞伎俳優の尾上松也さんがテレビCMなどに出演中。7月1日の「あずきバーの日」を記念して、Twitterキャンペーンを9月30日まで実施している。
そんな井村屋あずきバーとコラボして新発売されたのが、山芳製菓株式会社(東京都板橋区)の『ポテトチップス 塩あずき味』(48g・希望小売価格 税抜130円・2018年6月25日発売)。「冷やして食べるとさらにおいしい、夏場にピッタリのポテトチップス」をテーマに、井村屋特製あずきパウダーを使用した画期的な新風味! あずきバー風にデザインされたパッケージにはどどーんと大きく「冷」の文字が目立つ。
冷やすとどうなる? 冷し『ポテトチップス 塩あずき味』を実際に食べてみた!
ポテトチップス×あずきと聞くと、「表面にあずきを砕いたパウダーがかかっているのか?」と思っていたが、袋を開けると意外に見た目はごくごく普通のポテチチップス(塩)。やや厚切り、でも特に目立つものは感じられない。
においもほとんどなく、あずきというより餡子のような香りがほんの少しだけするくらいだ。パッケージのあずきバー感に比べるとかなり印象は薄い。発売前から様々なメディアで注目を集めていただけに、「あれ、それほど…?」と思ってしまった。
「そのまま食べてもおいしいですが、ぜひ冷凍庫でキンキンに冷やして食べてみてください」という山芳製菓さんのアドバイス通りに冷凍庫に投入。そのまま冷凍して袋が破裂すると嫌なので、予め少し封を切っておく。1時間後、袋を取り出してみるとひんやり冷たいポテトチップスに仕上がっていた。
冷やすとさらににおいがなくなり、あずきバー感はゼロ。不安を抱きつつも1枚食べてみると、厚みのわりにパリッと歯ごたえの良い食感に、じゅわっと口の中に広がるあまじょっぱさがたまらない! あずきというか、ピスタチオのジェラートを思い出した。
もともとピスタチオはきな粉っぽいと言われ和風な味を持っているナッツなので、甘くして加工するとあずき感があるのかも。もちろん、これは塩あずき味だが、ポテチにすることで洋風な味わいになるからピスタチオっぽくなったのだろう。ミルクティーとよく合う。
それにしても、普通の塩味よりも角が取れたようなマイルドな甘じょっぱさが最高! めずらしい味のポテチはだいたいが一発屋なのだが、『ポテトチップス 塩あずき味』は塩味の上級風味とさえ感じるおいしさだと思った。これは絶対におすすめ!
常温でも食べてみたが、あずきの香りはやや感じられるようになるものの、冷やした方が格段においしいと思う。酒のアテとして考えるなら、ドリンクの冷たさが引き立つから常温がいい。
買い逃すなかれ!『ポテトチップス 塩あずき味』は夏季限定!
濃い味が好きな人には低評価の可能性はあるが、塩味派の人には絶対に食べてほしい『ポテトチップス 塩あずき味』。48gなんて一瞬でなくなるので、特大サイズを販売してほしいくらいだ。
井村屋あずきバーとコラボした『ポテトチップス 塩あずき味』は期間限定・数量限定商品で、全国のスーパーやコンビニエンスストア、オンラインストアなどで発売中。
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photo by 清水 杏奈