熱中症対策にも! 辛い×酸っぱいで旨い!? 『辛男梅シート』を食べて真の男になろう
真の男になるために修行に励む、和歌山出身の男梅蔵でお馴染みの「男梅シリーズ」。この度、次の段階へ進むべく新たな修行を開始したようだ。それが今回新発売となった『辛男梅シート』。パッケージを見るからに近年の激辛ブームに乗った商品のようだが……。辛くて、旨くて、酸っぱい! 情報量たっぷりの味を楽しんでみよう。
舌に残るピリピリとした辛さ。梅の味は少々控えめか。
ノーベル製菓株式会社(大阪市生野区)から発売された『辛男梅シート』(27g・参考価格 税抜184円・2018年7月2日発売)。これまでキャンディーやラムネ、ふりかけなど様々な形態で商品を展開してきたが、意外にも味そのものに変化を加えるのは多くはない。
冒頭にも書いたように今回の新商品は激辛ブームに乗ったものだと思われるが、実は辛い梅干しというのは存在している。「紀州なかたの辛子梅」がその例の1つ。唐辛子を使ってピリッとした味を楽しめるらしい。
つまりこの辛さと酸っぱさのコラボは、決して突拍子のない発想ではなく信頼のできる味ということ。
原材料にも唐辛子の文字がしっかりと書かれている。
内容量が控えめだがカロリーは79kcal、糖質は約15g。塩分は5.6gとかなり多め。ベースが梅干しであることを考えると当然だが、1日当たりの食塩摂取目安量の6gであることを考えると、食べ過ぎには注意しておきたい。
チャック式の袋を開けるが、梅の酸味のある匂いはしない。色は茶色となっていて、梅らしい赤色ですらない。従来の「男梅シート」と比べるとその差は歴然だ。
味はと言うと、ほどよく辛い。のどにくるほどではないがピリピリとした痛みが舌を刺激する。辛いのが苦手な人には少々つらいかもしれない。
梅の味はするのかと言うと確かにする。噛み始めるとほんのりとしたまろやかな酸味を感じる。だが噛み進めるとあっという間に辛味に支配されて梅のターンはかなり短い。そのため残念ながら梅味目的で食べる人にはおすすめできない。
美味しいかどうか、正直判断しかねるが真の男を目指すのなら挑戦してみるのはいかがだろうか。
全国のスーパー、コンビニなどで発売中。
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photo by 清水杏奈