酔っ払うわ、元気になるわ、そりゃもう大騒ぎ! エナジードリンク+アルコールの問題作『KiiVA ENERGY VODKA(キーバ エナジー ウォッカ)』
元レーシングドライバーの阿部翼が立ち上げた「キーバ」ブランドは、ベンチャーのエナジードリンクメーカー。今までもクールなパッケージの「キーバエナジードリンク」などの製品作りでSNS中心に話題に。そして今回、酒+エナドリという問題作『KiiVA ENERGY VODKA(キーバ エナジー ウォッカ)』を誕生させた。
もちろん違法じゃないです! テンション爆上げ必至の度数5%+437mgアルギニン+ガラナエキス and moreでもう、一体どうしたらいいのか!?
通常のエナジードリンクよりも大容量、中身成分も大盛りというアグレッシブな商品展開で注目を集めている「キーバ」。極める場というところから、その名前は来ているそう。そして今回問題作として投入されたのが、キーバ株式会社(東京都港区)『KiiVA ENERGY VODKA(キーバ エナジー ウォッカ)』(350ml缶・希望小売価格 税抜191円・2018年8月関東エリアのファミリーマートにて発売)。文字通り、エナジードリンクに蒸留酒のウォッカをプラスした、缶チューハイ的RTDだ。
その見るからに怪しげなルックスは、LAのダウンタウンに住むグラフィティアーティスト/フォトグラファーのトミー・リムの手になるもの。よくよく見ると印字されている文字が縦長に圧縮されていたり、書体セレクトや字間設定が微妙だったりするところが好奇心をそそる。
お酒として見ると、5%の程よい度数のウォッカベース。しかしエナジードリンクとしての成分量もガッツリ。お約束のカーッとするナイアシンはもちろん、スタミナ系アミノ酸・アルギニンを437mg、精力系アマゾン由来植物・ガラナエキス315mg、疲労回復系ビタミンBなどを混入しているので、アルコールのクラッとエナドリのアッパー感を同時に楽しめるというわけだ。カフェインに関しては表記なしだが、もともとガラナに含まれているので、きっちり入っていると思う。
では何となく怯えながら、飲んでみよう。プルタブを落としてグビリとひと口。甘い! それも濃厚なエナジードリンク特有のビリビリ来るハニーな甘さ。そのあとにウォッカ由来のストレートなアルコール感。まさにエナドリが進化して変身して最強になったような味わいだ。
酔いが回っているのか、エナジーが注入されたのか、何とも覚醒される感覚。子供は飲んじゃいけない禁断の味わいと酔い心地がここにある。エナドリ・ファンなら文句なしに美味しく感じるこの危険味。テンションをぐんとあげるタイプのお酒である。胃腸に染み渡るこの刺激は、果たしてどの成分なのか…。
もちろん薬ではないし、20歳以上なら違法でもない。でもやっぱり”飲んじゃいけない”感を刺激するテイスト。ちなみに糖質41.7gというダイエット中の人には、本当にあんまり飲んじゃいけないタイプ。いろんな意味で心臓バクバク。
発売は現状、公式サイトと関東エリアのファミリーマートのみ。テンション爆上げしたい時にはかなり役立ってくれるはずだ。
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photo by 尹 哲郎