絶望する次元の辛さ、もしくは痛さ!?『ペヤング 激辛やきそばEND』は逃げ出したいのに食べてみたい!
つい先日、世間をアッと驚かせた「ペヤング ソースやきそば 超超超大盛 GIGAMAX」に続き、またもや「ぺヤング」が私たちに挑戦状を突きつけてきた。黒いパッケージにホラー映画のようなロゴで描かれた『ペヤング 激辛やきそばEND』。ENDの文字は激辛最後のシリーズという意味か、それとも最後の晩餐という意味か……。
辛いのその先へ。痛みを伴うホラー体験へようこそ。
多過ぎ! 辛すぎ! 酸っぱすぎ! と、世間に話題を提供し続ける食品界のエンターテイナーまるか食品。7月に発売された「ペヤング ソースやきそば 超超超大盛 GIGAMAX」はあまりにも印象深かった。
今回新発売となったのは「ぺヤング」史上最高の辛さを謳う『ペヤング 激辛やきそばEND』(119g・メーカー希望小売価格 税抜185円・2018年8月27日コンビニ先行発売・同年9月17日発売)。
昨年12月に「 ペヤング もっともっと 激辛MAXやきそば」を出したばかりだというのに、1年を経たずして新登場するのだから驚きだ。
パッケージは黒と赤のホラー風デザイン。以前は人の顔が載せてあってネタ感があったが、これは明らかに恐怖のイメージを植え付けようとしているし色んな意味で怖い。
原材料は前回とほぼ同じだが、香辛料の量が多くなっているので史上最強の辛さとなっているようだ。
めんは油揚げめん。カロリーは554kcal。糖質は約68.7gと通常ぺヤングより8g程度多め。
水は飲まない方が良い。リセットするより突き抜けろ!
では意を決して挑戦。
フタを開けると中身は普通……かと思いきや「激辛ENDソース」とご丁寧に描かれた小袋が入っている。どうしてここまでこだわったのだろうか。
いつも通りかやくとお湯を入れて3分。湯切りをして激辛ソースを投入。
それなりに赤みを感じるが、見た目はいたって普通の焼きそば。
香りも刺激はなく全く問題ない。……それでは、いってきます。
なるほど、これは痛い。口に入れた瞬間、辛いという認識を通り越して痛みに進化する。ソースの旨味は感じるのだが、辛さの中に旨味がないので組み合わせを間違った料理のように喧嘩をしている。いや、喧嘩にすらなっていない。辛みの独裁政権だ。
唇も舌も痛いし食道も悲鳴を上げている。これがホラー風パッケージにした理由だったのか。汗も無尽蔵に吹き出てくるし、これはヤバいとしか言いようがない。
唯一の救いは、汁がないこと。水気と湯気が少ないおかげでむせることなく食べられるし辛味がほんのり抑えられている。それなりに辛さに耐性のある記者でも鼻水がでてくる程度の被害ですんだ。
ただ、激辛通にはほどよい辛さなのではないだろうか。コンビニやスーパーなどで手軽にこの味を楽しめるのは非常に魅力的だ。
くれぐれも辛さに耐性のない人は気を付けてほしい。
全国のコンビニで発売中。9月17日より全国のスーパーで発売予定。
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photo by 尹 哲郎