虫歯、歯肉炎、口臭、着色、ネバつき、汚れ、歯石をまとめて面倒を見る時短液体歯磨きの決定版『リステリン®トータルケア プラス/トータルケア ゼロ プラス』を2週間使用した結果
人間生きていれば何かしらの口内トラブルに見舞われるが、その度に虫歯にいい歯磨き粉、歯肉炎にいいマウスウオッシュ、口臭に良いミントタブレットなどを選ぶのは非常に面倒。同じ口の中のことなのだからまとめて何とかしてほしい、それもできれば時短で。そこで『リステリン®トータルケア プラス/トータルケア ゼロ プラス』。口内トラブルのほとんど全部を一括フォローするという。本当か!?
口内にわき起こるいろいろなトラブルのために、電動歯ブラシ、ジェットフロス、様々な歯磨き粉を使い続けるのは非常に面倒だし、時間がかかる!
歯垢をしっかり除去するためには電動でないと、と電動歯ブラシを使い出し、歯茎が腫れれば薬用歯磨き粉を使い、歯を白くしたい時にはホワイトニング効果を使う。デンタルフロスで歯間をちまちま磨くのが面倒になって、ジェット水流で吹き飛ばすタイプの機器を騒音とともに使う。これを朝、晩。
冷静に考えると、人生の何分の1をこうしたオーラルケアに費やしているのだろうか。人間はもっと有意義なことにたくさんの時間を使うべきなのではないか。という疑問を抱いていたところに現れたのがジョンソン・エンド・ジョンソン『リステリン®トータルケア プラス/トータルケア ゼロ プラス』(医薬部外品・500ml・実勢価格 税抜約698円・2018年8月27日発売)。何と、虫歯、歯肉炎、口臭、着色、ネバつき、汚れ、歯石の7つのトラブルの面倒を見てくれるという。しかも事後にするマウスウオッシュではなく、これはトータルケアシリーズなので液体歯磨きである。全てこれだけで済めば、本当にすごい。
2010年発売の人気液体歯磨きシリーズ「リステリン® トータルケア」シリーズはすでに6つの悩みを面倒見ていたので、今回のバージョンアップで追加となった「虫歯予防」でそのマルチぶりは一つの頂点に達したと言えるだろう。
虫歯の原因は虫歯菌というのが定説だが、それを殺菌してくれるのが『リステリン®トータルケア プラス/トータルケア ゼロ プラス』。その根拠はチモール(イソプロピルメチルフェノール)。歯科でもよく使われる口内殺菌の決定打的成分。
洗面台サイドに置いておいても美しいクール・デザイン。パープルカラーの『リステリン®トータルケア プラス/トータルケア ゼロ プラス』を2週間試してわかったこと
普段目に入るところに置いておくのはちょっと、というデザインの多いマウスウオッシュ・シーンにおいて、そのクールなデザインが抜きん出ている「リステリン」シリーズ。中でもとかく場所が争奪戦になりがちな洗面台フロントにおいて、歯磨き粉とマウスウオッシュが一体化するというのは省スペースだ。
今回はそんなカラーの『リステリン®トータルケア プラス/トータルケア ゼロ プラス』を2週間試してみることにした。製品としての違いは、今までのゼロ・シリーズ同様に、ビリビリと人によっては痛いアルコールなどの刺激があるかどうかの違い。
『リステリン®トータルケア プラス』
まずはアルコール入りの『リステリン®トータルケア プラス』から使う。と、いきなりフタが開かない! よくあるチャイルドロックかなと思い、押しながら開けようとしても無理。よくよくキャップの上を見ると、矢印の2箇所を押しながら回すようだ。確かにそれならするりと開く。
キャップの足の部分に凹凸があり、それを引っ掛けることでロックしている模様。今までのチャイルドロックでは通用しない子供たちでも出てきたんだろうか。面白いので妻が使用するのを何も言わずに観察。やはり同じところで引っかかった!
あとは今までのトータルケアシリーズと同じ使い方。30秒ほど口に含んでクチュクチュしたあと、液体を吐き出してからブラッシング。吐き出してからというのは、使用方法には書いていないけれど、そのまま歯ブラシを突っ込むと、多分漏れ出す。胸元に垂れるので注意。
実際にやってみると、アルコール入りの『リステリン®トータルケア プラス』は、かなりビリビリ来る。口内炎があったら、泣くレベル。舌の真ん中中心に、結構痛い。ただその分、朝などは一気に目が醒めるほどの強烈な刺激なので、クセになる事はなる。
ただ夜の食事後に磨いたせいか、汚れがボロボロと歯間から飛び出して来るのには感動した。結構歯磨きは凝るタイプなのだが、フロスもしていないのに、転げ落ちるように歯の隙間から食物のカスが出て来るのには感動した。
その後のブラッシングも、そうした汚れがほぼ取れているので、念のため感がある。あまり細かいところを気にしなくてもいいので、普段より気が楽だ。
さらに驚いたのは、その後の舌クリーナーブラシを使ったときのこと。何もない。え、舌ゴケを溶かしてしまうのか、これは!? けっこう舌ゴケというものは口の中ではなかなかクリーニングしにくいものの代表格。ブラッシングをしすぎると傷ついてヒリヒリするが、しないと気になる。それが魔法のように落ちていたのが、一番の衝撃だった。
ただ、痛い。だからと言ってゼロに行くかどうか、なんか負けたような気がして、悩むところである。
『リステリン®トータルケア ゼロ プラス』
こちらはマイルドな刺激で老若男女が愛用できるタイプ。口内炎などを抱えている人にとってはこちらを選ぶに越した事はない。ただ効果・効能は同じなのでご心配なく。価格も同じだし、あくまで好みの問題だ。
こちらはもう非常に使いやすい。『リステリン®トータルケア プラス』では30秒のクチュクチュはけっこう限界に近いタイミング。ビリビリして舌が痛くなるので、なかなかそれ以上は耐え難いところで液体を吐くことになる。
ところがこちらはもう、優雅にのんびりクチュクチュできる。刺激ありの『リステリン®トータルケア プラス』を使い、その後に日を変えて『リステリン®トータルケア ゼロ プラス』を使ったのだが、実にマイルド。美味しいとさえ感じてしまう。
それでもしっかり汚れ除去・殺菌力はあるようで、やはり食べ物カスのポロポロ出てくるからすごい。朝にバキッと目をさます刺激を必要としていない人は圧倒的に『リステリン®トータルケア ゼロ プラス』がおすすめだ。ただ記者は寝覚めが悪いので、朝の『リステリン®トータルケア プラス』はけっこうお気に入り。予算が許すなら、夜は『リステリン®トータルケア ゼロ プラス』、朝は『リステリン®トータルケア プラス』という使い分けをしてみてもいいかもしれない。
歯磨きタイムの大幅な時短、強力なマルチガード機能、これは最強系液体歯磨き!
『リステリン®トータルケア プラス/トータルケア ゼロ プラス』はしっかり汚れも除去してくれるし、歯も白くしてくれるし、虫歯や歯肉炎の予防にも、歯石にも…と7つの性能を持っている上、それがしっかり実感できるので、正直今までの歯磨きの段取りは何だったのかと思わないでもない。
記者の場合は高刺激の『リステリン®トータルケア プラス』を数日使っていたら、いつの間にか歯茎と歯の間が腫れていたところが気にならなくなったのが、何よりの収穫。
ただ一つデメリットなのは、その後にドリンクや食べ物を食べると(歯磨き後に食べるのはどうかと思うが)、味が変わってしまうという事だ。実際に朝は歯を磨いてから朝食という人も多いと思うので、その場合は舌が通常運転に戻るまで時間が多少必要となる。まあ、その間に顔でも洗っていればいいのかもしれないが。
もちろん丁寧に磨くという点では従来の方法も間違いではないのだが、実感としてあまり差がないとなると、どうしても手軽で時短な『リステリン®トータルケア プラス/トータルケア ゼロ プラス』に手が伸びる。歯磨きタイムにあまり時間をかけたくないがいろいろ口内トラブルが起きやすい人には強力におすすめだ。
サイズ展開は1000mL、500mL、100mL。
入手は全国の薬局・薬店・スーパーマーケット、ホームセンターなど小売店で可能だ。
(問)『ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 コンシューマーカンパニー』お客様相談室 0120-101110
公式サイトはこちらphoto by 髙水弐徳/Official images