大阪発祥のスパイスカレーをラーメンで!『カップヌードル スパイスチキンカレー』のやみつき感がヤバい!
現在カレー業界でブームとなっているのが、大阪発祥のスパイスカレーだ。定義らしい定義はないが、共通しているのはカレーライスの上にさらにスパイスをかける料理だということ。このブームをいち早く聞きつけた日清食品が、早速『カップヌードル スパイスチキンカレー』を新発売した。このブーム、記者も乗っかるしかない!
さっぱりとしたトマトベースにスパイスが利いて刺激的!
日清食品が発売するカレー系「カップヌードル」は、現在5種類発売されている。(サイズ違いなど除く)。「カップヌードル カレー」、「カップヌードル 欧風チーズカレー」、「カップヌードル nano謎肉キーマカレー」、「カップヌードル インド風バターチキンカリー」、「あっさりおいしいカップヌードル カレー」だ。
今回発売となる『カップヌードル スパイスチキンカレー』(82gうち麺60g・希望小売価格 税抜180円・2019年1月21日発売)は、ベースとなる味がチキンカレーのため、立ち位置としては「カップヌードル インド風バターチキンカリー」に近い。記者が以前検証した時は、トマトの酸味が特徴的でバターのまろやかな味わいとのバランスが印象的だった。
今回もベースにトマトが使用されており、方向性は同じだろうと予想できる。ただ、大きく違うのは「クセになるあとがけ本格スパイス」の存在。スパイスカレーの象徴ともいえるこのスパイスが、バターの代わりにどのように酸味を処理するのかが気になるところだ。
蓋を開けて310mlのお湯を入れて3分。食欲をそそるカレーの香りが広がる。
軽く混ぜたあと、「クセになるあとがけ本格スパイス」をかけて完成。スパイスをかけた途端、熱流に乗った香りが一気に鼻孔を刺激する。
クミンのスッとした香りとコリアンダーのほんのりと甘い香りをひとしきり堪能したら実食。
カップヌードルではお馴染みのつるつるとしたコシのある油揚げめんに、スパイシーなチキンカレースープがよく絡む。ズルズルっと啜ると、トマトの酸味をほんのり感じる。あっさりとしたカレーヌードルといった感じで、「カップヌードル インド風バターチキンカリー」と比べるとかなり真っ当なカレー味。
ただ、油断してはいけない。口に入れてから1秒足らずで、スパイスが炸裂する。身体中の汗腺が一気に活動を始めたかのような身体の火照りすら感じるほど。激辛とは異なる、まさにスパイスならではの感覚だ。辛いのが苦手な人は要注意。
かやくは、味付鶏ミンチ、トマト、ネギ。カップヌードルではお馴染みの謎肉とは違い、鶏の旨味が印象的で、舌休めにちょうどいい。
チキンカレースープは、クミン、ジンジャー、マスタードシードのきいたトマトベース。
大阪以外ではまだ流行り出したばかりのスパイスカレー。はっきり言って、これは超をつけていいおすすめ商品。中辛~辛口程度なので、甘口派の人は覚悟を決めてから挑んでほしい。
同時発売されたのは次の3種類。
- 『カップヌードル スパイスチキンカレー』
- 『日清焼そばU.F.O. スパイスキーマカレー焼そば』
- 『日清のどん兵衛 カツオとチキンのWだしスパイスカレーうどん』
いずれも2019年1月21日発売・希望小売価格 税抜180円。全国のスーパー、コンビニで発売中。
入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎