明治創業の老舗同士がコラボして誕生したレトロな癒し感満点の『メンターム薬用保湿入浴剤』に入ってみた!

懐かしい気分にどっぷり!

 

ギリシャ神話のアポロンをモチーフにしたトレードマークとグリーン基調のカラーリングが何ともレトロな気分を盛り上げる、ロングセラー軟膏「メンターム」と、これまた100年以上の歴史を持つ紀陽除虫菊がコラボして生まれた『メンターム薬用保湿入浴剤』。何ともいろいろ癒されそうなので、入浴してみた!

 

昭和初期から入浴剤のノウハウを積み重ねてきた紀陽除虫菊が近江兄弟社とともに作り上げた『メンターム薬用保湿入浴剤』

「人や自然、地球にやさしい」製品づくりを標榜する明治43年/1910年創業の紀陽除虫菊(和歌山県海南市)。入浴剤に関しても昭和初期から手がけているというからすごい。そしてもう一つの老舗が「スキンケア製品を通して人々の平和と健康を願う」近江兄弟社(滋賀県近江八幡市)。ギリシャ神話のアポロンをモチーフにしたトレードマークでおなじみの、明治・大正・昭和・平成の4つの時代の人々の傷を癒し続けてきたロングセラー軟膏が「メンターム」の製造元である。

その老舗の二つの会社が手を組んで生まれたのが紀陽除虫菊『メンターム薬用保湿入浴剤』(25g/1回分・希望小売価格 税抜200円・2019年2月1日発売)。通常の入浴剤でも、荒れ性、あせも、湿疹、ニキビ、ひび、あかぎれが効能となっていることが多いが、このマークがついていると余計にその効果が期待されてしまうのではないだろうか。

他にも効能としては疲労回復、肩のこり、腰痛、神経痛、リウマチ、冷え症、打ち身、くじき、痔、産前産後の冷え症と盛りだくさん。中でも保湿には特段の注力がなされており、和漢生薬の4つの成分、トウヒエキス、トウキエキス、ショウキョウエキス、ニンジンエキスを配合しているのが特徴。

それではいろいろな効果効能を期待して、入浴してみよう。封を切ると中から出てくるのはオレンジ色の粉末。確かにこの時点で薬効の高そうな、それでいて「メンターム」的な揮発感のあるテレピン油の香りも感じる。

お湯に溶かすと鮮やかなパロットグリーン。バスルームが生薬っぽい清冽な香りで満たされて、気分が盛り上がる。実際に入ってみると、ほどよい刺激で体の芯から温まっていくのを感じる。ゆったりと浸っていると、何とはなしに日本近代の歴史に想いを馳せてしまう。

湯上りもすっきりとして、肌は保湿されていつつ、べたつかない。気持ちがいい風呂上がり。湯冷めもしにくい気がした。

 

入手は全国のドラッグストアなどで可能だ。

 

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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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