美味しいあられ・おせんべいの亀田製菓によるカップ入りレトルトお粥『CONGEE(コンジー)トマト味/きのこ味』はまさかのエナジー系!?
ナチュラルローソンにてテスト販売となるのが、「柿の種」を生み出したあられ・おせんべいの老舗・亀田製菓渾身のカップ入りレトルトお粥『CONGEE(コンジー)トマト味/きのこ味』。お粥と言いながらも主役はプチプチの玄米、雑穀、さらにプロテインというパワフルな内容だ。
ヘルシー玄米に低糖質ぶりからブームを呼んでいるプチプチ食感のもちむぎにプロテインを追加したエナドリのようなエナおか(エナジーお粥)!
亀田製菓『CONGEE(コンジー)トマト味/きのこ味』(150g・販売価格 税込320円・2019年2月5日ナチュラルローソン数量限定発売)は、亀田製菓がナチュラルローソンと共同開発したレトルトお粥製品。とはいえ病中病後のイメージのあるお粥とは違い、もっと毎日をパワフルに生きるためのパワー流動食、もしくはエナジーお粥というキャラクターの製品だった。
何しろお粥だというのに植物性ではあるもののプロテインを5,000mg投入、玄米や近年糖質オフダイエット方面で脚光を浴びているもち麦などの雑穀を入れ込み、100kcal以下に抑えつつドロリとした食感で腹持ちも抜群なのである。
作り方はフタを完全に取り去ってレンチン。チルド食品よりは常温で保存できて長持ちするので、オフィスでに残業食としてストックしておくのにも適しているし、味は落ちるが常温のままでも食べられるので、災害大国日本のいざという時の非常食的な役割も果たせるという特徴がある。
今回は2種類の味で発売。それでは一つずつ食べてみよう。
マイルドにヘルシーな底力が欲しい時のための優しい味わい
『CONGEE(コンジー)きのこ味』
大豆の香りがふわっとしてクリーミーなチャウダータイプの見た目。クリーミーマッシュルームテイストとのこと。ぐるぐるとかき回したら、加熱不足な気がしてきた。レンチン600Wで約30秒と書いてあった通りにしたが、どう考えてもぬるい。食べてみても何とも体調を崩してしまったような味わいで…。
ただパッケージに「温め足りない場合は追加してください」とあるので30秒追加。まだぬるい。もう30秒追加。おお、香りが変わって美味しそうな大豆&キノコの風味が! 食べてみると普通に美味しい。ただお粥というよりもパワフルな濃厚さを感じるのは、玄米、雑穀に加えて5,000mgの植物性たんぱく質を加えているからか。
食物繊維もたっぷりでガツンとくる。これは病弱なタイミングよりも、あと少しパワーは欲しいが胃腸に負担はかけたくないという感覚で楽しむべきものかもしれない。結構お腹いっぱいになるし。
もうひと頑張りのパワーが欲しい時のためのエナジーお粥!
『CONGEE(コンジー)トマト味』
こちらはさらに具沢山なイメージ。本格的なトマトリゾットで、イタリアのどこかの地方で昔から食べられている郷土料理と言われたら納得してしまいそうな一品。温めはやはり600W30秒では済まず、約1分追加。
するとひよこ豆やレンズ豆の味わいも含めて、実に美味しいリゾットの出来上がり。ニンニク風味も相まって、残業する時にもうひと頑張りで食べるようなエナジーお粥となる。気持ち的にはもう少し塩分が欲しいところだが、ヘルシーなんだから仕方ないか。
ちなみにこの製品は、亀田製菓が、”あられ、おせんべいの製菓業”から”Better For You KAMEDAの食品業”へと転換するためのシリーズ第2弾。第1弾は「おためし新商品ナビ」でも紹介した『大豆でつくったやさしいおつまみ旨口さきいか味/黒胡椒ジャーキー味』(2018年11月)だ。
この『CONGEE(コンジー)トマト味/きのこ味』、記者としては夜食にストックしておくと、カップ麺系よりははるかにギルティーフリーなんじゃないかと考えてしまった。
入手は全国のナチュラルローソンで期間限定で可能だ。
公式サイトはこちら