凹凸が見える、触れるから読書の楽しみが倍増!? 『バンピーテックスブックカバー 焼きたてパン/絵の具とパレット/砂浜の宝物』

 

ブックカバーの常識を覆す、新感覚ブックカバーが登場した。その名も『バンピーテックスブックカバー』。あまり本を読まない方もきっと本を読みだすきっかけとなる、そんな”手を伸ばしたくなる”文庫本カバーだという。ポイントは立体。そう、写真に合わせた凸凹が触れて楽しめる不思議なブックカバー。それでは実際に使ってみて、その感想をぜひともお伝えしようと思う。

 

立体的で見た目にも美しい! 新世代のブックカバー

初回の展開は3種類

こんなに目を惹く文庫カバーは見たことがない。東京パック株式会社『バンピーテックスブックカバー 焼きたてパン/絵の具とパレット/砂浜の宝物』(321×162mm・販売価格 税込各1,980円・発売中)は、今にも飛び出してきそうなほど立体的でデザイン性も高い。

 

ちなみにこの『バンピーテックスブックカバー』は、下請け的加工形態として部品製作等を受注している町工場を対象とした新製品開発コンテスト『第12回TASKものづくり大賞』にて、見事大賞を受賞している。そんな町工場の心意気と技術も詰まった画期的文庫本カバーなのである。

 

素材はプラスチック(樹脂)の一種であり、水に強いポリオレフィン製。表面はラミネート加工されているので、カバンなどに入れていても擦れによる色写りの心配もない。サイズは321×162mmの文庫本用で、151×106×25mm以内の本であれば装着可能。

 

さて、初回の発売は3種類展開ということだ。さっそく、1種類ずつ見ていきたい。

1種類めは『バンピーテックスブックカバー 焼きたてパン』。見ての通りパンをモチーフにしたデザインだ。見てるだけでパンの香ばしい匂いが漂ってきそう。各種パンの特徴を押さえた凹凸加工が魅力。気がついたら、すりすりと触ってしまうほど触り心地がいい。

 

しかし、とにかくリアルだ。真空成型を主な業務とする東京パック株式会社だからこそ、この凹凸感と画像のシンクロは表現できるのだろう。

2種類めは雰囲気ガラリと変わって、「バンピーテックスブックカバー 絵の具とパレット」なるデザイン。油絵具、絵筆、パレットをモチーフにし、アーティスティックな見た目。本来立体的な油絵具特有のの細かい起伏や、絵筆の毛の盛り上がりまで精巧に再現されている。カラフルだが子供っぽくないところがいい。いい大人が持ってもサマになりそう。

3種類めの「バンピーテックスブックカバー 砂浜の宝物」は、浜の白い砂やヒトデ、貝などをみずみずしく立体に起こしている。砂浜のひだ、貝殻の丸み、ヒトデの表面のごつごつとしたところまで凹凸によって再現されている。自宅はもちろん、夏は海辺に、あるいは海の見えるオープンテラスでこのブックカバーを開いてもいいかもしれない。

 

ちなみに裏面はシンプルな白。ラミネート加工され、つるつるしている。

見えづらいかもしれないが、右の差し込みは半透明。文庫本の袖に書かれている作者紹介だったり、内容紹介の部分が隠れずに見えるということだ。さて、文庫本の入れやすさはどうなのだろう。

実際に入れてみたところ、むしろ布よりも摩擦が少なく、すんなりとセットすることができた。そして、ブックカバーの左の袖部分がそのまま栞代わりになってくれるので便利である。

 

持ちやすく、落ちにくい! 見た目のインパクトとは裏腹に実用的

凹凸のおかげで持ち歩きでも滑りにくく落としにくい

実際に『バンピーテックスブックカバー』の使い心地に関してだが、まず素材が柔らかいのでバッグに入れやすい。そして、見た目のインパクトとは裏腹に、とにかく持ちやすい。凹凸がちょうどよく指先に引っかかって安定するのだ。

何より、『バンピーテックスブックカバー』で本を読んでいる姿は映える。カフェのお供にもいい。または、本棚にそっと添えておくだけでインテリアになる。

これだけデザイン性の高いブックカバーなので、プレゼントにも最適だ。大切な人には、読んでほしい本と一緒に贈ってみてはいかがだろうか。

『バンピーテックスブックカバー』は公式オンラインショップ「カバールストア」にて購入可能だ。ちなみにこの製品は、以前紹介したスイッチカバール」と発売元が同じだ。カバーつながりで、そちらもおすすめ。

 

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タカセ

文系出身ライター。女性ばりに美容に関心がある。読みやすい記事を書くことがモットー。

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photo by 尹 哲郎

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