時に家族や自分を救う一冊になる…身の回りの必要な情報を記載する『Life Memo(ライフメモ)』の底力とは?

 

もし自分の身に何かが起きたら、誰がその後の細かい手続きをしてくれるだろう。カードや契約ごと、保険の手続き…。そもそも、自分ですら把握出来ていないことを、他人が把握出来るわけがない。そんな心配を解決するLife Memo(ライフメモ)なるノートがあるというのでさっそく試してみた!

 

創業130年!紙製品の老舗が生み出した『Life Memo(ライフメモ)』

Life Memo(ライフメモ)』(税別1,800円・発売中・製品寸法 155×215mm)を扱う、株式会社マルアイ(山梨県西八代郡市)は、手漉き和紙の販売から始まった会社。その後紙製品、フィルム製品等を手掛け、昨年創業130周年を迎えた。同社の製品は、ほっこりとした気持ちになる、実用性のあるものが多い。

 

邪魔にならないシンプルな大きさ

『Life Memo(ライフメモ)』に記載する項目は「自分のこと・生活のこと・財産・お金のこと・もしものときのこと・家族、親戚、友人のこと・記録」の六つに分かれている。

履歴や加入保険、もしもの時の延命や、知らせて欲しい友人、命日や誕生日、記念日の項目まであり、身の回りのことをほぼ網羅することが可能だ。

履歴や資格が増えるたびに記入しておけば、転職の際、履歴書の作成がスムーズ

表紙のカバーの色は3色で、表面の加工も色によって違う。個人的には明るい印象のピンクが好み。

色は3色

ピンク表面

サイズもA5よりやや大きめで、本棚にコンパクトに納まる。コミックと並べても、邪魔にならない。中の紙は手触りがすべすべしていて、ペンの走りがとても滑らかで書きやすい!

本棚に置いても違和感がない。大判コミックサイズ

 

節目に抑えておきたい家系図

『Life Memo(ライフメモ)』の項目には自分と配偶者の家系図があるのが面白い。正直、配偶者の家系を聞いても覚えられないのが本音…。結婚式など相手の親戚に関わる節目で残しておくと、後々何度も聞かずに済む。

把握しにくい項目は節目がチャンス

 

日常の必要な情報を埋もれさせない

現代は、自分も他人も情報が膨大で、いちいち覚えてなんていられない。スマートフォンやインターネット回線は、うっかり更新月を過ぎてしまうと、膨大な違約金がかかる。記者もスマートフォンの解約月には、何度煮え湯を飲まされたことか!

 

『Life Memo(ライフメモ)』の「生活のこと」の欄には、IDやパスワードだけではなく、携帯電話・スマートフォン、パソコン・タブレット関連の項目がある。ここに契約日やサポートセンターの番号を記入しておけば、解約までスムーズだ。何なら、契約時に解約の番号を聞いて、その場で書き込んでもいい。

忘れやすいアプリやパソコンのIDを記載出来る

うっかり忘れがちな誕生日も記入

 

自分や大切な人を救う記録になる

私事ではあるが、母が倒れた際、手術を行う段階で飲んでいる薬を聞かれたが誰も答えられず、手術までかなりの時間を要した経験がある。

『Life Memo(ライフメモ)』の健康管理をきちんと記載しておけば、自分や大切な人の命を救う可能性があるだろう。欲を言えば、「現在抱えている病気など」のメモ部分がもう少し大きめか、「現在服用している薬など」の欄があると更に便利。

生きる為の意思表示にも

財産についても記載しておけば、万が一の時に家族や親戚の負担を軽減できる

このノートは、万が一の時にその底力を発揮するにちがいない。自分だけでなく、大事な人にも使って欲しい、そう感じるアイテムだった。

購入は、公式オンラインショップにて発売中。

 

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記者

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玉恵

造形デザイン・カメラマンを経てライターに転身。ライター歴7年。好奇心旺盛でとにかく食いしん坊。北海道のド田舎出身。

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photo by 尹 哲郎

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