【新旧飲み比べ】オシャレパッケージで人気の『キリン 生茶』がリニューアル!うまみアップは本当か?
緑茶ペットボトルの中でも目を引く現代的でスタイリッシュなパッケージに昨年リニューアルした『キリン 生茶』が、この度またしてもブラッシュアップ! パッケージ以外にも味覚が進化したとのことで、リニューアル前と後を飲み比べてみた。
パッケージの変化はちょこっとだけ。あなたは見つけることができるか!?
キリンビバレッジを代表するお茶ブランド「生茶」は2000年に発売。その後数年間、緑茶市場の拡大もあり順調に売り上げを伸ばしてきたが、2005年をピークに売上は微減を続けシェアが伸び悩む時期もあった。しかし、2016年のフルリニューアルで日本古来からの「急須で入れたお茶が一番おいしい」という考え方を一新させ、現代の日常生活に寄り添うおいしいお茶を目指した結果、売り上げは約1.5倍に。2016年以降、3年連続で販売数量が増加している。
現在のパッケージにデザインが刷新されたのは2018年1月だったが、その時は中味についてはリニューアルされなかった。しかし今回発売となった『キリン 生茶』(525ml・希望小売価格 税抜 140円・2019年3月5日発売)ではパッケージと共に中身もブラッシュアップされた。
パッケージの変化は、パッっと見では分からず間違い探しのような状態になるが、大きくいえば3か所見つけることができた。
・商品名が書かれたパッケージ中央部にある帯部分の幅が少し拡張され「生茶」の文字がより目立つようになった
・その帯中央に白い線が入り、欧文表記の改行を一つ削除、その下に書かれた文言が「緑茶のうまみでリラックス」という簡潔な英文に変化(それに付随してパッケージ横の日本語も変化)
・パッケージ下に「KIRIN」の文字
現在放映中のCMでは、去年に引き続いて出演となった俳優・高橋一生さんのピアノ演奏にあわせて、歌手の森山直太朗さんが名曲「Tea For Two(二人でお茶を)」をスキャットでセッションするという贅沢な内容。CMの幻想的な世界観と、ガラス瓶をイメージしたモダンなパッケージの「生茶」がマッチしている。
今回リニューアルのポイントはパッケージだけではなく、中味に関してはうまみをアップさせて苦味を抑え、飲みやすいのにコクのある状態を目指したもの。
さっそく新・旧ともにコップに入れてみる。どちらも香り高いが、色は新生「生茶」の方が薄め。「生茶」は、セラミックボールミルを使いミクロン単位にまで茶葉を超微粉砕したKIRIN独自の製法で作られる「ミクロン茶葉」を使用しているので、この見た目のにごり、そしてコクが生み出されるのだ。
まずは旧「生茶」。後味に、苦味と渋みを感じる。にごりとは裏腹に、味はスッキリしているのが特徴。飲んですぐに風味がくるというよりかは、口に入れて少ししてから旨みが感じられて、飲みやすい。
そして新「生茶」はというと、リニューアル前とは違い口に入れてすぐに旨みが感じられる。その分後味はあまり感じない。旨みの訴求を強化した結果、苦味が抑えられて一段とサッパリと飲みやすくなっているように思う。
お茶にサッパリ感を求めている人、ゴクゴク飲めるお茶を探している人におすすめ。これから暖かくなりお花見などお出かけのお供にもピッタリだ。
全国のスーパーやコンビニなどで入手可能となっている。
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