あなたの傘が蘇る! 『防水スプレーA』を噴射し傘など繊維アイテムの“水はじき力”を高めよう!
せっかく買った傘も時間が経てば“はっ水力”が弱くなる……。しかし、そのたびに買い替えるのはもったいない! そこで役に立つのが、弱ったはっ水力を復活させるアイテムが『防水スプレーA』だ。実際に使ってみて、感想などをお伝えしていきたい。
このはっ水力、神! 水気を含んだ“濡れ傘”にさよならを
コニシ株式会社の『防水スプレーA』(300ml・オープン価格)は、スポーツウェアやレインコートといった衣類ほか、アウトドア用品、バック、傘といった幅広い繊維製品に対して使用ができる※。また防水に加えて、防汚効果もあるという。
※使用できないもの:ゴアテックス素材、ドライクリーニングできない衣類、既に防水加工してあるもの、皮革製品、毛皮、爬虫類革、和服、絹・ゴム・プラスチック・ポリウレタン・ビニール・エナメル製品
コニシ株式会社といえば、あの“黄色いボンド 木工用”でおなじみの総合メーカー。接着剤以外にも、あらゆる化学品を手がけている。このスプレーも、なじみ深いあのボンド 木工用くらい使いやすそうだ。
使用方法は、いたってシンプル。
・スプレーをかける素材が「きれい」で「乾いている」ことを確認。
・素材からスプレーを30センチほど離す。
・全体が液だれしない程度にしっとり濡れるまで均一にスプレーする。
・20分以上置いて完全に乾かす。
さっそく、はっ水力が弱まってきた傘にスプレーしてみることに。
噴射には勢いがある。気にならない程度のほんのりつんとする匂い※。噴射範囲は広すぎないため、「ここだ」というポイントにしっかりかかる。これなら、はっ水力が弱まってきた部分などに“狙い撃ち”もできそうだ。ちなみに、この1本で傘3本分ほどの容量がある。
※吸い込まないよう注意。必ず屋外で使用すること
スプレーを噴射して20分ほど放置。噴射後はその部分が湿って色が変わったが、乾くと元の色に戻った。そして週末、雨降りの夜にこの傘を差して外に出たところ、雨の弾き具合が抜群に良くなっていた。
それをさらに実感できたのは、スーパーについて傘を閉じてから。とんとん、と地面に先を突くだけで、雨がはらはらと傘の表面をきれいに流れ落ちた。そう、あの嫌な“濡れ傘”状態にならずに済んだのである。
4日後の夜にも雨が降ったので、同じ傘を差したが、そのときもはっ水力はほとんど落ちていなかった。スプレーの持つ、はっ水持続性能の高さがうかがえる。
今回は2回目でも、はっ水力は落ちなかったが対象物が濡れた場合は、スプレーし直すことをおすすめする。
実際に使ってみて、この商品は“必要だ”と感じた。これさえあれば、雨も怖くない。お気に入りのレインアイテムを長く使い続けたいという方は、購入を検討してみてはいかがだろうか。
お買い求めは全国のホームセンターにて。
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photo by 尹哲郎