もうすぐ生まれる子どものためのものづくり! 『トリップ トラップ アッシュトープ』発売記念イベント開催
北欧ノルウェー生まれのベビー用品ブランド「ストッケ」のロングセラー商品「トリップ トラップ」に、新たな木の素材を使った『トリップ トラップ アッシュトープ』が新発売。これを記念した発売イベントがストッケ青山店(東京・表参道)で行われた。このイベントの模様をレポートする。
『トリップ トラップ アッシュトープ』が4月10日に世界数量限定発売!
この日のイベントは、株式会社ストッケ(東京都中央区)を代表する木製ハイチェア「トリップ トラップ」の新商品の発売を記念し、妊婦8名を招待して開催された。
開催にあたり、同社マーケティング部 後藤悠子氏より、ストッケの目指す家族のあり方や新商品『トリップトラップ アッシュトープ』の紹介が行われ、同社の製品は全て「親子の距離を近づけるためのデザイン」になっていると語った。
「トリップトラップ」は同社のあり方を反映する代表製品。デザイナーのピーター・オプスヴィック氏の2歳の息子の身体がベビーチェアには合わなくなったと感じたことがきっかけで開発された。新生児から大人になっても、同じ食卓で家族団らんできるデザインとなっており、生涯使い続けられるのが最大の特徴だ。
発売から45年以上たった現在も洗練されたデザインが支持され続けており、世界販売累計1,100万台以上の実績を誇るロングセラー商品となっている。
新商品『トリップトラップ アッシュトープ』(幅46cm×奥行49cm×高さ51cm×税抜 37,500円・2019年4月10日世界数量限定発売)は、従来のビーチ材やオーク材ではなく、新たにアッシュ材を採用。大胆で美しい木目が特徴で、シンプルながらモダンな印象を与える人気の木材だ。
「木の表情を楽しんでほしい」と熱く語るWOODWORKの藤本雅也氏
今回のイベントでは、「トリップトラップ」が新しい木材を採用したことを受け、「木の個性を知って楽しむ」ワークショップを開催。オーダーメイドで家具の製造販売を行うWOODWORK(東京都台東区)の藤本雅也氏らによる、木の魅力や仕組みが紹介された。
「普段は工房にこもりきりなので、こんなおしゃれなところで話すのは緊張します」と照れながら挨拶をするも、木の話題になると表情は一変。木目がどうしてできるのか、「節(ふし)」とは何か、など木の持つ面白さや種類ごとの特徴について熱く語り始める。
「子どもたちがひとりひとり異なるように、気にも個性がある。木の持つ個性や表情を楽しんでほしい」と語る姿に、参加者らも目の前の一枚板のテーブルに触れながら理解を深めていった。
ワークショップ「木のガラガラ」を作ろう
お次はお待ちかねのワークショップ。引き続きWOODWORKの藤本雅也氏らを講師に迎え、自作の「木のガラガラ」を作ろうという企画だ。
参加者らは先程の木の魅力を振り返りつつ木の表情を見比べながら、どの木材にしようかと悩んでいた。
普段工作などは全くしないという参加者だったが、まだ見ぬ我が子のために少しでも良い音で鳴るように材質にこだわったり、怪我をしないように角を丸めたりと、その表情はすでにお母さん。綺麗にネイルをした指で木にやすりをかける姿はとても印象的だ。
最後は、赤ちゃんが触れたり舐めたりしても安全なくるみのオイルで仕上げ塗り。始めは不安そうな手付きだったが、塗り方ひとつで変わる木の表情に、ママ友同士和気藹々と楽しみながら作業を行っていた。
完成品はこちら。しっかりと角が丸くなっておりプロ顔負けの仕上がりとなった。これぞお母さんパワー!
最後に藤本氏から「家具にも使われている木材なので、子どもが大きくなっても問題なく使えます。いつの日か、これはお母さんがいろいろな木材の中から選んで作ったガラガラなんだよ、と伝えてあげてください」とメッセージを残しイベントの幕を閉じた。
発売を記念したキャンペーンを実施
ストッケでは『トリップトラップ アッシュトープ』の発売を記念し、4月10日~23日の期間中にアッシュ材またはオーク材の「トリップトラップ」とベビーセットを同時購入した方に、赤ちゃんがより安全に座れる「ストッケハーネス」をプレゼントする。
キャンペーンは、ストッケ直営店、ストッケオンラインストア、「トリップトラップ」取扱店で実施中だ。赤ちゃんから大人まで、生涯使い続けられるおしゃれな椅子をこの機会に手に入れて見てはいかがだろうか。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎/official images