あなたはどっち派?『CoCo壱番屋監修 刺激のスパイスカレーラーメン/まろやかクリーミーカレーラーメン』の刺激とまろやかさの正反対の味わいを確かめてみた
2011年より続くCoCo壱番屋とエースコックの2種同時発売コラボが今年も登場! 今回新発売となるのは、刺激とまろやかさの正反対の味を楽しめる『CoCo壱番屋監修 刺激のスパイスカレーラーメン/まろやかクリーミーカレーラーメン』だ。
いつの間にかこの時期に発売するようになった恒例コラボ。
有名カレーチェーン店CoCo壱番屋とエースコックのコラボの歴史は長く、2011年の「CoCo壱番屋 カレーラーメン 挽き肉入り/野菜入り」が始まり。当時から正反対の2種類の商品という形式で展開しており、今となっては毎年の恒例商品のようになっている。
今年発売するコラボ商品は『CoCo壱番屋監修 刺激のスパイスカレーラーメン/まろやかクリーミーカレーラーメン』。もちろん今回も正反対の味を展開しており、5種類のミックススパイスを使用したスパイスカレーとチーズ&バターパウダーを使用したまろやかなクリーミーカレーが楽しめる。
さらに、『CoCo壱番屋監修 刺激のスパイスカレーラーメン』はチキンをベースにしているのに対し、『同/まろやかクリーミーカレーラーメン』はポークをベースにしているのも隠れた正反対要素。これらの対比要素を楽しみつつ、それぞれの味を確かめてみよう。
『CoCo壱番屋監修 刺激のスパイスカレーラーメン』
先手は、今話題のスパイスカレーを採用した『CoCo壱番屋監修 刺激のスパイスカレーラーメン』(105gうち麺90g・希望小売価格 税抜200円・2019年4月15日発売)。
パッケージの文字が小さく、つい忘れてしまいそうになるが、カレーではなくラーメンなのでお間違いないように。
中に入っている2つの小袋のうち、「かやく入り粉末スープ」を開けてからお湯を注ぎ3分。
時間になったら、スパイスを入れてよくかき混ぜれば完成だ。本場のスパイスカレー感を出したければ、スパイスは後から入れるのも一手。今回は推奨された食べ方でいただく。
5種類のスパイスが使われているだけあって、香りは強烈。ただ、周囲に迷惑をかけるようなカレー臭さはではない。あくまでも上品な香りだ。
スープが飛び跳ねないように慎重にズルズル。と、一口食べただけで分かるスパイスの強さ。汗腺が一気に開くような感覚を覚える。っていうか、正直辛い。
そんな辛さの中に、しっかりとしたカレーの味を感じられるので、スパイスカレーの最大の特徴である旨味と辛さが両立しているのだ。ちぢれた中太の油揚げめんに良く絡まって、濃厚なスープが口の中に入ってくるから相性も抜群。いや、これは本当に旨い。
スープにご飯を入れて〆るのもOK。即席CoCo壱番屋カレーが楽しめる。
この味を200円で食べられるのなら、リピート間違いなしの一品だ。
1食あたりのカロリーは440kcal、糖質は約69g。なかなかヘビー。
『CoCo壱番屋監修 まろやかクリーミーカレーラーメン』
後手は、昔ながらの定番チーズ&バターの『CoCo壱番屋監修 まろやかクリーミーカレーラーメン』(108gうち麺90g・希望小売価格 税抜200円・2019年4月15日発売)。ちなみに、両商品はともにCoCo壱番屋監修だが、この実店舗でメニューがあるわけではない。
同じく中に入っている2つの小袋のうち、「かやく入り粉末スープ」を開けてからお湯を注ぎ3分。
チーズ&バターのミックスパウダーをかけてから良く混ぜれば完成だ。
期待通りのチーズとバターのまろやかさを感じる香り。味の方はどうだろうか。スープの飛び跳ねなど気にせずズルズルッと吸い込む。
一言で言い表すなら、マイルドなスープカレー。バターとチーズの味も感じるのだが、思ったよりもあっさりしている。刺激のスパイスカレーラーメンを食べた後だから余計に実感するが、全体的に丸く優しい味わいだ。
そのため、刺激を求める人よりはお子さんや辛いのが苦手な人におすすめしたい。
具材はシャキシャキ食感のキャベツと彩りの良いコーン、人参、ねぎの4種類入り。記者的にはこっちにもオクラが入っていてほしかった。
1食あたりのカロリーは452kcal、糖質は約73.4g。チーズ&バターを使用している分こちらの方が数値は高め。
ぜひ食べ比べしてほしい味の違い。同じ監修でここまで違うのか。
正反対という言葉がぴったりの2つ。辛さの『CoCo壱番屋監修 刺激のスパイスカレーラーメン』か、まろやかな『CoCo壱番屋監修 まろやかクリーミーカレーラーメン』か。どちらも個性的な味わいで、レギュラー入りしてもおかしくない出来栄えだ。全国のスーパー、コンビニで発売中なので是非食べてみてほしい。
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎