ストッケ『スリーピー』発売20周年記念イベント開催!助産師が語る“寝かしつけのコツ”に感動!!

 

北欧生まれのベビー用品ブランド「ストッケ」のベビーベッド『スリーピー』が発売20周年を迎えた。これを記念して、東京・青山で小児科医と助産師による「ママと赤ちゃんのスリープトレーニング」が開催。専門家が語る睡眠のポイントや寝かしつけのコツ、そして長年愛される『スリーピー』の魅力とは?

 

かけがえない育児経験を楽しむキッカケに

プレママ・プレパパを中心に約20組を招待して行われた本イベント。

株式会社ストッケ代表取締役の川原夏子氏

株式会社ストッケ(東京都中央区)代表取締役の川原夏子氏は、1932年に誕生した同ブランドについて「コンセプトは“親子の距離を近づけること”」と紹介。今回のスリープトレーニングが「ママやパパになるというかけがえのない経験を楽しむキッカケになれば」と笑顔を見せ、温かな雰囲気でイベントはスタートした。

 

睡眠を専門とする小児科医の「ママと赤ちゃんの睡眠講座」

小児科医・豊浦麻記子氏

まずは、夜泣き外来を開設するなど乳幼児の睡眠に精通する小児科医・豊浦麻記子氏による「ママと赤ちゃんの睡眠講座」から。

 

赤ちゃんの発達には、月齢に合った“感覚・運動経験”と共に「睡眠が欠かせない」と語る豊浦氏。認知機能の土台となるのは“眠り”であり、睡眠によって脳が創られ、ベビーの世界が一層広がっていくのだそう。

よい睡眠のために必要なのは“体内時計”。「時差ボケや睡眠負債に陥らないよう、2歳までにパパ・ママがきちんとした規則正しい行動リズムを意識し、体内時計を作ってあげることが大切です」と豊浦氏。

 

睡眠のリズムは胎児期から意識することも重要だと明かし、「妊婦さんは、できれば22時まで。どんなに遅くとも0時には寝てほしい」などと呼びかけた。

 

ベテラン助産師が教える「赤ちゃんの寝かしつけのコツ」とは?

助産師・浅井貴子氏

続いて、20年以上フリーランスの助産師として活動している浅井貴子氏による「赤ちゃんの寝かしつけのコツ」へ。

 

「最近は、昼間にあまり泣いていない赤ちゃんが多い」と話す浅井氏。「授乳前に5分間は泣かせてください。1日3回は“ギャン泣き”させてあげると、夜、眠る赤ちゃんが多いんですよ!」と明かすと、参加者たちからは「へぇ~」という驚きの声。さらに「泣かせてもいいのですね、安心しました」というママからの声も聴かれた。

さらに浅井氏は、ベビーバスではなく大きな浴槽に浸かることを推奨しているといい「生後1ヶ月検診を過ぎたら、清潔面だけでなく睡眠のことも考えて、大きなお風呂に入れてほしい」とニッコリ。「バスタブにつかることで赤ちゃんが体の芯から温まり、筋肉がリラックスしてよく眠れるようになる」と述べた。

 

ベッドに置くと大泣き……実際、背中スイッチはある!?ない!?

ストッケのロングセラー「トリップ トラップ」は「ニューボーンセット」を取り付けることで新生児から使用可能。寝心地の良さを物語る笑顔が、かわいすぎる!

赤ちゃんの寝かしつけでよく耳にするのが、抱っこからベッドに移した際に泣き出してしまう“背中スイッチ”。だが浅井氏は「背中スイッチはない」と話し、具体的なベッドへのおろし方について解説。

 

基本的には「大人がベッドで眠るときと同じようにすればいい」そうで、ポイントとなる流れは、この4つ。

  • 赤ちゃんの足をベッドに付けて、座らせる
  • 赤ちゃんを横向きに寝かせる
  • 背骨をさする
  • 肘でお尻を支えて、リズミカルにトントンする

ベビー人形を使った浅井氏の実践には参加者も興味津々で、真剣な表情でメモを取ったり動画を撮影したりする人も。その様子を見た浅井氏は「昼間にしっかり泣かせて、大きいお風呂に入れば多くの夜泣きが改善する。不安にならずに、育児を楽しんで」。

「赤ちゃんが泣くのには理由があると聞くが、本当に泣かせても大丈夫なの?」という質問にも「意味があって泣いているのは2割程度で、意味がない場合が8割」とほほえむ浅井氏。

 

「過保護になりすぎず、『肺を動かすことで呼吸のトレーニングをしているんだな。風邪予防になるんだ、がんばれー!』と応援サポーターになってあげて」と大らかに回答すると、参加者にも笑顔が広がった。

赤ちゃんと妊婦さんが集う幸せな空間で行われたイベントは大盛況。こんな癒しの表情に、取材陣の気分もホッコリ!

 

親子の距離が近づくベビーベッド『スリーピー』

そんな浅井氏が「片手で動かせるので扱いやすく、このまま揺することもできる」と絶賛していたのが、ベビーベッド『スリーピー』

丸みのある『スリーピー ミニ ベッド』(『スリーピーベッドセット』の一形態・対象年齢:新生児~生後6ヶ月)は、可愛らしいだけでなく、赤ちゃんに安心感を与えるデザイン。 “親子の距離を近づける”というブランドコンセプト通り、キャスター付きなので料理中にキッチンのそばに移動させることもできるなど、使い勝手も抜群である。さらにドレープがあれば光をやわらげることもできるという。

 

『スリーピー ミニ ベッド』は、3歳頃まで使用できる『スリーピー ベッド』にも組み替え可能。さらに「ジュニアベッドキット」(別売)を取り付ければ、10歳頃まで使用OKというからビックリ!

『スリーピー ベッド』

その後はソファとしても使うことができ、「子どもの成長に寄り添いたい」という同社の願い、さらには「良いものを長く」という北欧家具職人の精神が根付いているアイテムなのだ。

『スリーピー ミニ ベッド』(「ドレープ」は別売)

カラーはナチュラル、ホワイト、ヘイジーグレー、ミントグリーンの全4種で、いずれもインテリアになじむ落ち着きのある色味が特長となっている。

 

発売20周年を記念したプレゼントキャンペーンも

なお5月22日~6月4日には『スリーピー』の発売20周年を記念して、『スリーピー ベッドセット』購入者に、ミニベッド専用「ドレープ」をプレゼント。浅井先生も講座の中で紹介していた通り、日光をやわらかく遮ることのできるすぐれものだ。

 

キャンペーンは『スリーピー』取扱店(オンラインストアを除く)で実施中なので、この機会に、ストッケの世界を間近に感じられる“店舗”に足を運んでみてはいかがだろうか?

 

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記者

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中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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photo by 尹 哲郎

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