湖池屋「ワンハンド」シリーズが一新!『ワンハンド ドライカラムーチョ ブラックペッパー』のドライ感を確かめた
昨年5月に新登場した、スナック菓子のながら食べ推奨商品である湖池屋の「ワンハンド」シリーズが、この春一新! 今回はその中から、『ワンハンド ドライカラムーチョ ブラックペッパー』をピックアップ。この度のリニューアルにより、一体どのような変化があったのだろうか。記事を書きながらその内容をレポートする。
少量でもブラックペッパーの刺激をしっかりと感じる、ながら食べにぴったりの味わい。ドライ感はいまいちか。
ゲームやスマホなどのちょっとしたプライベートの時間にお菓子は不可欠。食べながらまったりと作業をするのはある意味究極の贅沢と言えるだろう。しかし、ながら食べをしているとどうしても手が汚れてしまい、その都度食べては拭き、食べては拭きというのは面倒極まりない。
そんな悩みを見事道具なしで解決した、湖池屋の「ワンハンド」シリーズがこの度、まるっと一新。従来商品をすべて入れ替えて、新たに『ワンハンド ドライカラムーチョ ブラックペッパー』と「同 エナジーカラムーチョ レッドホットチリ」を発売することとなった。
今回検証するのは、前者の『ワンハンド ドライカラムーチョ ブラックペッパー』(40g・実勢価格 税込100円・2019年4月8日発売)。「カラムーチョ」はお馴染みのワードだが、あえてドライの言葉が付いているのが気になる。
食べ物におけるドライという表記は、ドライフルーツなど、基本的に乾燥しているものを指すときに使われる。そのため、もともと水分の少ないスナック菓子で使う意味がない。この商品ではどちらかというと、ビールなどで使われる辛口という意味に近く、食べ終わった後の爽快感を意味しているようだ。
それを実現しているのが、ブラックペッパーとパッケージにも書かれたカフェイン。中枢神経を興奮させて頭をスッキリとさせるカフェインだが、この商品では食べた時の爽快感をプラスするために使われている。
入っているのは推定値でおよそ5.6mg。これは世界保健機構(WHO)が定める妊娠中の女性が1日のカフェイン摂取上限の200mgの約35分の1に相当する。ここからもわかるように、あくまで爽快感を表現するために使用されているのだ。
それでは、早速その爽快感を体験してみよう。
カットは従来通り切込み側から手で真横に一直線。背面側に引っ張るのがコツ。
ブラックペッパーの香りが強いかと思いきや、肉エキスパウダーによる肉の香りが強めだ。口にめがけて2、3回振ると、数本ずつ入ってくる。一気に食べたい人には少しわずらわしいが、ながら食べなので贅沢は言えない。
味は期待通り、ブラックペッパーのピリッとした辛さが口の中を刺激する。少量でもしっかりとした刺激なので、ながら食べでも満足できる味わいを楽しめるだろう。
ただ、説明書きにある「キレのある刺激と冴えわたるドライ」か、と言われると記者的には微妙なライン。ギャップはあるので一種のキレのよさはあるが、飲み込んだ後もしっかりとした風味が残り続けている。
微妙なラインをもう1つ挙げるなら、カフェインの存在感。ブラックペッパーがかなり強く、いまいち分かりにくいのが残念だ。せめてカフェイン有りと無しの比較ができればよかったのだが、なかなか難しい。
とはいえ、味は文句無しの二重丸。純粋にブラックペッパー味のスナック菓子をながら食べしたい人におすすめだ。全国のスーパー、コンビニで発売中。
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photo by 尹 哲郎