子どもの気まぐれにも2WAYで対応! モード切り替えが簡単すぎるスクートアンドライドの『ハイウェイキック』をおためし
初夏の爽やかな日が続き、外遊びが楽しい季節。公園で遊ぶのに絶好のキッズスクーターがあると聞き、さっそくチェック! キッズスクーターと一言で言っても種類はいろいろ。年齢によって使い方は違うの? どんなポイントで選べば良いの? などなど、様々な疑問を抱えながら『スクートアンドライド』を試してみたが、1歳くらいの子どもからやんちゃな5歳児まで、年齢や気分に合わせて2通りの乗り方が簡単に楽しめるおしゃれでお得なキッズスクーターだった。
世界中で愛用されているキッズスクーター
『スクートアンドライド ハイウェイキック1』(重量2.7kg・税込16,200円)を開発したスクートアンドライド社は、2012年に設立され、様々なアイデアを実現しながら数多くの賞を受賞してきたオーストリアの企業。キッズスクーターとペダル無し自転車のどちらにも使えて簡単に切り替えられる商品のラインナップを取り揃えている。『スクートアンドライド ハイウェイキック1』は、スクーターデビューにぴったりな商品として、約30か国の子どもたちに愛用されている。
『スクートアンドライド ハイウェイキック』の対象年齢は1歳~5歳まで。1歳というとまだスクーターなんて無理では? と思うけれど、ペダル無し自転車タイプの”サドルモード”にすれば一番低い座面高は22.5cmと1歳過ぎの子どもでも十分足が届く高さ。前輪が2輪で120mmの大型タイヤの3輪タイプなので安定性も抜群で、最初は室内で押し車のように遊んだりしながら徐々にまたがって前に進むことを覚えることもできる。
慣れてきたら、立って乗る”スタンドモード”にも徐々に挑戦でき、4~5歳になって自由自在に乗りこなすようになったらもっと大きな子ども用のタイプに乗り換えて…という具合にステップアップできる、はじめてのスクーターにぴったりの1台。ハンドルを切るのではなく体重移動で曲がるタイプなので、スケートボードやスノーボードに必要なバランス感覚も養うことができてしまうのもポイントだ。
スタンドモードからサドルモードへ、工具を使わずに簡単に切り替え
さっそくおためし。子どもは5歳なので、最初からスタンドモードでスイスイ進みはじめる。2輪ある前輪のお陰かバランスを取りやすいようで、グラグラすることなく快適に進んでいく。危なっかしさがないので見ている親も安心だ。ハンドルがわずかにⅤ字状となっていてハンドルの取り回しも簡単そうに見えた。
快適に楽しく進んでいたはずなのに、半周する前にひと言。疲れたからやっぱり座って乗りたい! 気まぐれさに驚きつつも、この『スクートアンドライド(ハイウェイキック)』は工具無しでスタンドモードからサドルモードに切り替えられるので途中で交換することに。ハンドルを抜いて、柄の部分を回転させてサドルにし、それぞれ同じ穴に差し込んで終了。すぐサドルモードになって、今度は座って足で蹴りながらスイスイ進んでいった。
サドルは流線形になっていて、座面は柔らかい素材で作られている。ハンドルとサドル部分は乗り心地の良さが綿密に計算された人間工学に基づくエルゴノミックデザインが採用されている。高さは成長に合わせて3段階の調節が可能。はじめてのスクーターは乗り慣れるまでの安全性が心配になるものだが、走行が安定するステアリングロックや前のめりになることを予防するセーフティパットなど、転倒のリスクを軽減する機能が充実しているのも有り難い。
色はこれまでのライム、ピンク、ブルー、レッドの4色に加え、昨秋にアッシュ、フォレスト、ローズ、スチールの落ち着いた色合いの商品が仲間入り。カーサリッチ株式会社の公式オンラインショップまたは、全国の百貨店・ベビーショップなどで購入できる。
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photo by 尹 哲郎/official images