ピリッと辛い唐辛子で代謝アップ!夏を感じる『カップヌードル メキシカンタコス ビッグ』を食べたら開放的な気分を味わえた

メキシコの定番料理“タコス”をカップヌードル風にアレンジ

 

今年は5月下旬から北海道で初の猛暑日を迎えるなど、とにかく日本は暑かった。6月も全国的に平年より高めになる予想で、梅雨入り前に夏を迎える勢いだ。ならば早めに対策をしなければ危険というもの。まずは気持ちから変えるべく、夏にぴったりのタコス風味を感じられる『カップヌードル メキシカンタコス ビッグ』を食べてみた。

 

酸味の効いたピリ辛スープがさっぱりと食べ進めやすい。割と辛めなのでご注意

夏にぴったりな食べ物と言えば、蕎麦やそうめん、スイカにメロンなど清涼食品を連想するだろう。しかし、発汗作用のある食べ物を食べて内側の熱を汗として放出するというのも暑さ対策には効果的。唐辛子はその作用を持つ食材として知られている代表スパイスだ。

そこで、唐辛子を美味しく食べられるようにと日清食が新たに販売したのが『カップヌードル メキシカンタコス ビッグ』(109gうち麺80g・希望小売価格 税抜220円・2019年6月3日発売)。メキシコの名物タコスを再現したカップヌードルだ。

ただこの新商品、パッケージを見るとやたらと横文字が多く、味のイメージが付くような付かないような……。甘いのか辛いのか、酸味があるのかないのかさっぱりわからない。メキシカンタコスはまだしも、トマトサルサ味やハラペーニョ仕立てとは一体どういう味わいのことだろうか。

お湯を入れて待つ間に調べてみた。

蓋をきれいに剥がすのが苦手な記者だが、今回は綺麗に剥がせた

トマトサルサ味のサルサとは、スペイン語でソースという意味。トマト、玉ねぎ、唐辛子、コリアンダーなどを混ぜたものが一般的だ。元々サルサ自体にトマトを使うので、トマトサルサ味と表現すると、頭痛が痛いというように二重の意味を持つ言葉と同じことがおきているが、日本ではこれが当たり前の名称となっているらしい。

トマトの酸味と唐辛子のピリッとした辛さがクセになる味で、タコスを始め、多くの食材と合わせやすい万能ソースとも言われている。

スープの赤さはトマトパウダーの色。赤唐辛子ではないので安心してほしい

次は肉の旨味に採用されたハラペーニョについて。これは青唐辛子の事で、赤唐辛子と違いそのままでも食べられるほどの激辛ではないタイプの食物。マイルドな味わいが特徴で、基本的には酢漬けやソースとして使われたり、ピーマンの肉詰めと同じように使われたりすることもある。基本的には旨味の多い辛味。タバスコにも赤の他に緑色のものがあるが、それがハラペーニョ味だ。風味も赤とはまた一味違う。

と言ったところで3分経過。お店のラーメンのごとくスープから味わってみると、トマトサルサというだけあって、強い酸味の効いた味わいだ。パッケージには日清基準の辛さレベル2と表示されているが、想像よりも辛め。激辛というほどではないが、温蕎麦には七味を必ずかけたい! というくらい辛いもの好きな人でないと苦戦するかもしれない。

トルティーヤの香りがアクセントに入っているらしいが、実感はあまりできなかった

お馴染みのコシとつるみのある油揚げ麺をズルズルッと啜ると、その味わいはまるでタコスのよう。麺がトルティーヤのように緩衝材となり、酸味と辛みが上手く馴染んでいる。スープ単体だと酸味が強かったのだが、これならほどよいさっぱり感で食べられそうだ。

きゃべつが大きく、食感もあって美味しい

ハラペーニョ仕立ての肉はどうだろうか。味付豚ミンチと書かれた肉は、かなり意識をすればほんのりと辛味を感じる気がするが、そもそもスープが辛いのでハラペーニョのピリッと感はいまいち不明。とはいえ、旨味はしっかりと感じられるので不満は特にない。

1食あたりのエネルギーは507kcal、糖質は約66.1g

ポカポカとした身体とうっすらとにじむ汗に、夏らしい開放感を楽しみながら最後まで完食。スープは最後になるほど酸味が強くなったので、良くかき混ぜた方がいいだろう。

 

全国のスーパー、コンビニで発売中。

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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