超軽量の充電式LEDキャップライト『CLAYMORE Capon 40B/65A』は機能充実! 夜釣り、キャンプ、バーベキュー、サイクリング・・・防災にも使える便利アイテム

 

ハピラから、新しい超軽量のキャップライトが登場。LED照明器具ブランド【PRISM】(プリズム)の人気ランタンシリーズ【CLAYMORE】(クレイモア)のラインナップからの発売で、『CLAYMORE Capon 40B』と『CLAYMORE Capon 65A』の2種である。キャンプやバーベキュー、夜釣りなどのシーンで重宝するヘッドライトだが、今回ご紹介の新商品は、キャップに付けられるクリップ式の採用のほか、軽量ボディに、優れた機能と使いやすさが満載だ。さっそく使ってみた!

 

2つの機種の違いは?

こちらは【65A】。明るさを最大にすると、どちらの機種も230ルーメン。ヘッドライトとしては、十分すぎる明るさがある。

【40B】と【65A】の2種の大きな違いは、まず充電用のバッテリー容量。【40B】が400mAhなのに対し、【65A】は650mAhである。この違いは、連続点灯時間が前者は2~12時間、後者が3~19時間という差になって現れる。最大光量で1時間違うが、明るさをMAXにして使い続けることは、通常あまりないこと。むしろ、最低限の光量で使用したときの7時間差は大きな違いかもしれない。

赤色LEDが装備された【40B】。重さはわずか29gしかない!

また、【40B】には赤色LEDが搭載されているが、【65A】には搭載されていないのも、スペック上では大きな違いである。

 

しかし、赤色ライトを使いたい人のために、【65A】には赤色フィルターが付属しているので、この違いは現実的には、それほど気になる差ではない。

操作性は、どちらも同じ。上のボタンがON/OFFのスイッチと、長押しで無段階調光、下のボタンがモード切り替スイッチ(長押しでSOS点滅)になっている。

どちらも超軽量仕様で、【40B】はわずか29g、【65A】は7g多い36g。この差はバッテリーの差だと考えていいだろう。

【40B】をキャップに装着したところ。

しかし、実際両者をキャップに装着してみると、その重量の差はほとんど感じない。というよりも、そもそも、ライトを装着していることすらほとんど感じないほどの超軽量である。

カラーはそれぞれ2色の展開

 

そうなると、この両者のどちらを選ぶかは、意外と外観のデザインの違いが大きいのかもしれない。

 

キャップ装着以外にも・・・・

さて、この【40B/65A】は、どちらもキャップやデイパックなどに、クリップで装着できることが大きな特長となっているが、この使い勝手はどうなのか。実際に、キャップに付けてみると、想像以上にクリップがきつく、しっかりと装着されることに驚かされる。

このクリップ、なかなかしっかりで、手強いのだ。

実際にキャンプや夜釣りなどでライトを使用するときに、装着が安定しないことはネックになるが、この『CLAYMORE capon』は、どちらもそんな心配とは無縁だ。それよりも力ずくでキャップに装着したり外したりしようものなら、キャップの縫い目がほつれてしまいそうなほどなのだ。

付属品は、保管ポーチ、充電用ケーブル、さらにカラビナ。写真は【65A】なので赤色フィルターも付いている。

さらに、どちらの機種にもカラビナが付属しているので、これを使って、テントの中や、ロープなどにぶら下げることもできる。

「拡散光」モードはテント内の照明として便利。クリップを立てて、置いて使うこともできる。

そういうときは、ライトの側面全体が光る「拡散光」モードが便利。その際、クリップの角度を変えることができるので、ぶら下げるだけでなく、机の上などに立てて使うこともでき、ちょっとしたデスクワークにも重宝する。

 

それぞれの3モードの違い

どちらも、スイッチ1つで3つのモード切り替えができるが、そのモードにはちょっとした違いがある。

まず【40B】の3モードだが、正面中央のスポット、その両側の広角赤色LED、側面の拡散光の3つとなっている。そして、赤色以外のライトの色温度は、昼光色の5700ケルビンになっている。

【40B】の拡散光を最大光量にしたところ。昼光色で、明るさは230ルーメンだ。

一方、【65A】の3モードは、前面左のスポット、前面右の広角、側面の拡散光の3パターンで、スポットと広角は、色温度5700ケルビンの昼光色だが、拡散光は色温度3000ケルビンの電球色となっている。

テントなどで使用する際には、電球色を使うと目に優しい暖かな雰囲気を楽しむことができる。また冒頭にも書いたとおり、こちらの広角ライトは、赤色フィルターを取り付けることで赤色ライトとして使用が可能になる。しかし、フィルターは一度付けると、取り外しができないので注意が必要だ。

【65A】の広角モード。広く明るいライトは、キャンプ、バーベキューなどで広く活躍しそう。

また、明るさはどちらも、ON/OFFスイッチの長押しで、無段階に調整が可能であるほか、どちらにもライトを点滅させる機能も付いている。

 

意外にタフなIP54の防水防塵機能

アウトドアでの使用がメインなライトなので、防水機能や防塵機能が気になるが、その点、この2つのライトはどちらも国際規格IP(Ingress Protection 侵入に対する保護)で54という基準を満たしている。

これは、防水は4レベル、防塵は5レベルという意味で、「いかなる方向からの水の飛まつによっても有害な影響を受けない」防水機能と、「有害な影響が発生するほどの粉塵が内部に侵入しない」レベルの防塵機能の実装を意味する。

見た目は小さくて軽く可愛らしいが、中身は意外にもハードなヤツ。なかなかヘビーデューティーなLEDライト=プリズム『CLAYMORE Capon 40B/65A』は、どちらも充電式で付属のUSB-microUSBケーブルで充電する。充電時間は、【40B】は1時間30分、【65A】は1時間40分となっている。

参考までに楽天の販売サイトでの価格は、どちらも税別4980円(税込5378円)+送料

このおしゃれでカワイイ、それでいてタフで使える充電式の超軽量LEDヘッドライト。記者は、自転車に乗るときに、点滅モードでデイパックに付けても使用したいが、災害時の備えとしても役立つ逸品。一家に一台は常備したいライトである。

 

公式サイトはこちら

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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