本当に減塩か疑う美味しさ! 『カップヌードル ソルトオフ』は塩分30%オフなのにうま味炸裂でむしろ食べやすい!?
独自の減塩技術で進化し続ける『カップヌードル ソルトオフ』
『カップヌードル ソルトオフ』(79g うち麺65g・希望小売価格 税抜193円・発売中)は、世界中から塩を集めて、その味や成分を分析し、研究を重ねる事で作られたと言う。その種類、なんと170種類!
そしてたどり着いたのが、減塩に最適な素材である、塩化マグネシウムを使った「ちゃんとおいしい!ソルトオフ製法」 と言う独自の技術だ。「カップヌードル」の美味しさを損なわず、麺の食感、スープの味わい、保存性に至るまで維持する事に成功したと言う。
塩化マグネシウムとは何ぞや? と思う人も居るかもしれない。塩化マグネシウムは、マグネシウムの塩化物で”にがり”の主成分のひとつだ。にがりと言えば、海水から食塩を製造する時に、残るミネラルを含む液体だ。料理のうま味を引き出す力があると言われているが、まさかカップ麺にも効果があるのか…?
麺のうまさはそのままに、減塩でスープのうま味が引き立つ
ちなみにこの「カップヌードル」ブランドの容器は、2019年12月から石化由来のプラスチックを約50%削減した「バイオマスECOカップ」に切り替え行くそう。2021年には全ての切り替えを完了する予定だと言う。最近プラゴミ問題が深刻化している中での環境配慮、素晴らしい!
フタをめくると、謎肉やスクランブルエッグ等のかやくがゴロゴロと入っている。見た目には、何か変わった様子も無いように思えるが…。
お湯を注いで3分。美味しそうな香辛料のニオイに食欲がそそられる。
一口啜ってみると、フライ麺の独特のするっとした食感とコシが美味い。スープが絡んだ麺も、ちゃんと塩気を感じる。
かやくの謎肉にもしっかり塩気があって、食べ応えは申し分ない。スクランブルエッグのほど良い塩気も、エビの風味もきちんとある。カップヌードルのファンでも、違和感無く手を出せるのではないだろうか。薄味すぎて物足りないという感じが無いので、本当に減塩? と疑問が浮かんでしまうくらいだ。
photo by 尹 哲郎