絵本とおもちゃがセットになった『のせてのせてカー+えほん』は親子で遊びながら自然とことばの発達をうながすことができる
くもん出版の新商品『のせてのせてカー+えほん』は、ボールと車のおもちゃ、絵本がセットになったアイテムで、遊びながら自然とことばの発達をうながすことができる。絵本はセットのボールと車が登場するもので、車のおもちゃを動かしながら「車さんが通りまーす!」「ボールさんが乗りまーす!」などと親子でコミュニケーションを楽しめる。また、自宅にあるおもちゃを一緒に使えるのも魅力的だ。今回は、『のせてのせてカー+えほん』を実際に使って検証してみた。
絵本におもちゃをプラスして発達につなげる
株式会社くもん出版(東京都港区)から発売された「KUMON TOY Baby」シリーズは、おもちゃと絵本のセットで赤ちゃんへのことばかけが楽しめるものだ。0歳児の赤ちゃんと一緒に絵本を読みながら、ストーリーに出てくるおもちゃで遊ぶことで、より楽しくことばかけができ、親子のコミュニケーションを深め、自然とことばの発達をうながすことができる。
くもん出版は、遊びながら学べる知育玩具を作る会社として知名度が高いので、小さなお子さんがいる家庭におすすめな注目の新シリーズだ。
生後9か月ごろから使える
『のせてのせてカー+えほん』(生後9か月~・税抜2,400円・発売中)は、おすわりやハイハイでの遊びができるようになってくる生後9か月頃からが対象となっている。
大人の女性の手のひらより少し大きめなサイズの車のおもちゃは、くぼみ部分に付属のボールを乗せることが可能。
赤ちゃんでも持ちやすい程よい大きさで、車に興味を持つことが多い男の子は、特に夢中になってしまうだろう。
身近なものを乗せて楽しめる!
実際に絵本とおもちゃを手に取ってみた。
セットの絵本『のーせーて』は、車がぬいぐるみやおもちゃを乗せていくストーリー。ページをめくりながら、実際におもちゃの車に身の回りのおもちゃやぬいぐるみを乗せて絵本と同じように楽しむことができる。
絵本の話を次につなげて遊べる
絵本のストーリーは次につながる場面で終わるようになっている。だから、絵本を読み終えたあとも車にいろいろなおもちゃを乗せながら、話をつなげて遊べるのだ。
ただ絵本のことばを教えるのではなく、おもちゃで遊ぶ中で「のーせーて」などとことばかけすることで、お子さんとコミュニケーションを取りながら、楽しく遊べる画期的なセットとなっている。
また、家の中のいろいろな場所をおもちゃの車で探検してみたり、平らな板やトレイを斜めにして、その上を滑らせたりと、工夫次第で遊び方は広がる。
お子さんとのコミュニケーションを楽しみたい方や、車のおもちゃに興味を示し出したお子さんにおすすめだ。どのようなことばかけをしたらいいか分からないという方にも、ぜひ『のせてのせてカー+えほん』をチェックしてほしい。
『のせてのせてカー+えほん』は、全国の玩具店やくもん出版公式サイト「Kumon shop」などで購入可能。
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photo by 尹 哲郎