【担々麺カップ麺】知る人ぞ知る川崎方面の独自進化形『元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン』がカップ麺化!

川崎でタンタンメンというとこうなることも!

 

神奈川県、とくに川崎や横浜方面にて独自の存在感を放っていたラーメン&焼肉チェーンの「元祖ニュータンタンメン本舗」。他地域の人が見ると、元祖でニューとはこれいかにという感じだが、創業55年を数える老舗。そんな川崎ソウルフードの味が『元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン』となり、気軽に食べられるように!

 

知ってる人は知っていて、クセになってた人も多い、ほかで食べられない川崎タンタンメンの謎のおいしさ

記者は横浜や川崎に在住していたこともあるので、「元祖ニュータンタンメン本舗」の存在はよく知っている。決して垢抜けた名店というわけではないが、ラーメン店であり焼肉店でもある不思議な佇まいと、深夜まで営業していることで独自の存在感を放っていたことを覚えている。

近年では池袋など東京方面にも進出していると聞いてうれしくなった。というのもここのタンタンメン、非常に独自の進化を遂げており、他では食べられないタンタンメンだからである。

だからサンヨー食品『元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン』(92gうち麺70g・希望小売価格 税抜220円・2019年11月発売)が登場して非常に感動してしまった。出かけていかなくてもあの味が楽しめるとは。

ニンニクくさっ

実店舗「元祖ニュータンタンメン本舗」が展開する「ニュータンタン」というタンタンメンは、みんなが想像する坦々麺(タンタン麺)とはかなり違う。ダシは豚ガラベースの塩味で、粗挽き唐辛子が振りかけられ、ひき肉がたっぷり。それを雑炊風に溶き卵で仕上げ、ニンニク粒たっぷりに完成させたもの。

コーンフレークではない

えっ、ゴマは? 芝麻醤は? チンゲンサイは? たっぷりのラー油は? などという人はびっくりすると思う。しかしこの溶き卵をニンニク風味のひき肉とともにいただくこのスタイル、通常のタンタンメンとはかけ離れているものの、たまに食べたくなるスタミナ感満載味なのだ。

それでは食べてみよう。

匂いを嗅ぐとニンニク! うーん、懐かしい!ニュータンタン特有の具材である、かき卵、鶏肉そぼろが入り、にんにく・唐辛子が効いていて、つるみのある麺も健在だ。これはなかなか再現度が高い。

とはいうものの、実店舗ではかき卵や鶏肉そぼろがもっと大量に入っていたので、その辺は寂しいところ。それでも、粗挽き唐辛子がたくさん入っているし、ピリッとした辛さとニンニクの組み合わせはパンチが効いていて、やっぱりおいしい。

正直、おいしさの記憶がまざまざとよみがえり、近場で行ける範囲の「元祖ニュータンタンメン本舗」を検索してしまった。食べたことのない人は、このカップ麺版をよりダイナミックに強化したメニューだと思えば間違いない。

記者はナチュラルローソンにて入手した。

 

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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