新しいページがすぐに開くってどういうこと!?『パッとメモ』の秘密に迫る
使いかけのリングメモ。閉じると次に使う際に、新しいページを探すのにちょっともたつく…そんな経験はないだろうか。そんな悩みを解消してくれるのが『パッとメモ』。使いたい時にさっと新しいページが開くというが、どんな仕組みになっているのだろうか。
プチストレス退散! メモ帳を開く時にもうもたつかない
株式会社デザインフィル(東京都渋谷区)は、デザインを通じて生活を楽しくするインスピレーションを提供し、人々のコミュニケーションを豊かにするデザインカンパニー。展開するプロダクトブランド「ミドリ」より、リングタイプのメモの利便性を高めた新開発のメモ帳『パッとメモ』(希望小売価格 税込352円・2019年1月発売)が発売中だ。
「第28回 日本文具大賞」の機能部門で優秀賞を受賞しているこの商品。「書きたいページがすぐ開く」という文字が目をひくが、一体どんなリングメモなのだろうか?
ただのリングメモと侮るなかれ!
一見すると、いたって普通のリングメモ。しかし、この小さなリングメモには数々の使いやすいポイントが隠されている。
中を開けてみると、使い方が記載してある。
一般的なリングメモと違うところは、何と言ってもこの部分。メモ帳なのに、左側の側面部分がペーパーパッドのように糊付けされているのだ。
書いた後にページをめくると、左側の糊付けした面がはがれる構造。使用済みのページはパラパラとめくれる一方で、未使用のページは綴じられたままになり、次にメモを開くときに新しいページを探す必要がないのだ。
メモを書いたら、1枚ずつ剥がして、めくっていこう。
書いた部分は1枚ずつになり、残りの部分はくっついている状態。
バラバラな部分とくっついた部分が見つけやすいから、パッと新しいページが開くというわけ。急いでメモを取りたいときや、片手がふさがっているときにも便利。誰もが潜在的に感じていたリングメモの不満を解決した初めての製品なのだ。
使いやすいポイントは他にもある!
急いでメモするときにも、大きな文字が書き込みやすく、無罫感覚で使える細かな2.5mmの方眼罫もポイント。たくさんの情報を小さな文字で書く際にも適しており、表や図形を書くときのガイドにもなる。
スーツの胸ポケットやバッグにスッキリ収まり、スムーズに取り出せる縦型サイズ。表紙と裏表紙はPP製。水や汗に強く、中紙が濡れにくい仕様。
ポケットなどに引っかからないように角も丸くなっている。
1961年に日本で初めて持ち歩き用のメモを開発した会社だからこそ作ることが出来た新定番となるメモ帳。ビジネスマンだけでなく、学生さんや主婦にも。何かとメモを取る習慣のある人におすすめのメモ帳。小さな中にも、色々な小技がきいており、使ってみると「なるほど!」と思うはず。
文具店をはじめ、公式オンラインショップで購入できる。
公式サイトはこちら
photo by 蘭よう子