『森永チョコレート ダースクリスプ(ミルク)/白いダースクリスプ』をセブンーイレブンで発見。ここだけの特別な食感を堪能してみた
「DARS(ダース)」といえば四角い箱に12個入ったスタイルが定番だが、セブンーイレブンで新たなスタイルの新商品を発見した。それが『森永チョコレート ダースクリスプ(ミルク)/白いダースクリスプ』である。上質な口どけが「ダース」の特徴なのだが、クリスプタイプは一体どんな味がするのだろう。なめらかなチョコの食感は? いざ検証!
HPにも載っていないレア商品。こんな「ダース」見たことない!
「ダース」は、ひと箱に12個入っていること(ダース=12の組の単位)からその名がつけられた森永製菓が1993年に発売したチョコレートのこと。現代ではこの単位に触れる機会も少なくなり、この名前を聞くとお菓子の方を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
現在はレギュラー商品の4種類(ダース<ミルク>、ダース<ビター>、白いダース、苺のダース)と、11月26日に発売された期間限定の2種類(ダース プレミアム<ビター&ミルク>、ダース プレミアム<ホワイト&ルビー>)が販売されている。
そう思い込んでいた最中、セブンーイレブンで見つけたのが『森永チョコレート ダースクリスプ(ミルク)/白いダースクリスプ』(40g・実税価格 税抜150円・2019年11月下旬発売・セブンーイレブン購入)。今年11月末に人知れず発売されていたらしく、セブンーイレブンや森永製菓のHPにも情報がないレア商品のようだ。こういうことがあるからコンビニ巡りは止められない。
森永チョコレート ダースクリスプ(ミルク)
まずは赤いパッケージの『森永チョコレート ダースクリスプ(ミルク)』から。クレープチップ、ビスケット、なめらかチョコの3つの食感が特徴のようだ。クレープチップとは薄く焼いたクレープ生地を細かく砕いたもの。正式名称はフィヤンティーヌといい、サクサクとした食感が楽しめる。
早速開封。準チョコレートだけあって、チョコレートだけでなく小麦の香りも漂っている。
形状は1×1.5×2cmほどの長方形。つるつるとした手触りで手にチョコレートがつかないので、ながら食べができるおやつにピッタリの1品。
ひょいと口に入れてひと噛み。想像より硬く、なめるだけでは食べられない。だが、これは巧妙な罠。噛ませることで中に入っているビスケット生地とクレープチップのサクサクとした食感を奏でさせるのだ。何処を食べてもこの食感だから楽しくてしょうがない。なんて気持ちのいい罠なんだ。
味はほぼチョコレートで、あっという間に溶けて舌の上に広がっていく。本家「ダース」と比べると濃厚さは足りないが、なめらかな口どけと食感に満足できる仕上がり。同じブランドだが、味わいは全くの別物だ。
森永チョコレート 白いダースクリスプ
お次は白いパッケージの『森永チョコレート 白いダースクリスプ』。こちらはラングドシャとなめらかチョコの2つの食感が特徴の新商品。ラングドシャとはフランスの焼き菓子のことで簡単に言えばクッキーのこと。サクサクとした食感が特徴だが、日本人が想像するクッキーよりも口どけがよく非常に軽い。
開封するとチーズケーキのような香り。ちょっと意外。
形状は先ほどと同じひと口サイズ。こちらも手につきにくい表面なのでながら食べに便利な1品。スタンドパックなのでデスクワークをしながら食べられる。
1粒口に入れると、先ほどのような明確なサクサクとした食感ではなく、雪をキュッと固めた時のような柔らかい食感。とても優しい。ホワイトチョコレートとラングドシャの相乗効果で濃厚な甘さが口いっぱいに広がる味わいだ。
1粒が大きめなので長時間楽しめるのも本商品のいいところ。本家「ダース」は口どけが良い分あっという間に溶けてしまうが、こちらはしっかりと噛むので2~3粒食べただけで程よい満足感が得られる。チャックができて持ち運びもできるので移動中にの小腹満たしにもぴったりだ。
12月12日はダースの日!
ダースが12個の単位であることにかけて、12月12日はダースの日と森永製菓が制定。これを記念し、同社ではキャンペーンを実施している。「ダース」を買うとアマゾンギフト券が当たる応募や期間限定ムービーが見られる。
商品は問わないが、今回検証した『森永チョコレート ダースクリスプ(ミルク)/白いダースクリスプ』は全国のセブンーイレブンでのみ発売。せっかくなら限定商品を味わいながらキャンペーンに参加しよう。
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photo by オノダナオ