アブラマシマシで悪魔的背徳満腹感の二郎系! 『日清豚ラ王 ヤサイ、アブラ、ニンニク』
ラーメン文化の極地といえば、ニンニクとアブラを大量に入れたこってり特濃スープと、太麺に野菜をどっかり入れ込んだあの一杯。ときおり無性に食べたくなってしまういわゆる”二郎系”が、手軽に食せるカップに凝縮されて登場した。日清食品が誇る「日清ラ王」シリーズに加わった『日清豚ラ王 ヤサイ、アブラ、ニンニク』は、見た目にも商品名的にもインパクト抜群。お腹が空いた深夜の最強のお供となる本商品を、さっそく紹介していこう!
ヤサイ、アブラ、ニンニクという単語に反応してしまう二郎系ファンのハートを撃ち抜くマシマシ感!
『日清豚ラ王 ヤサイ、アブラ、ニンニク』(内容量 139g /麺80g・希望小売価格 税抜368円・2020年1月13日発売)は、愛好家が多くいる豚骨醤油スープと大量の野菜を極太麺でかっ食らうラーメンのトレンドを、これでもかと盛り込んだ一品。しかし、「豚ラ王」という単語の破壊力が凄い。そこに続く「ヤサイ、アブラ、ニンニク」というストレートさも潔い。単語に反応する人は絶対に反応してしまう。記者も当然反応した。
アブラ増し袋なるものまで存在して、いわゆる「アブラマシマシで」という呪文のようなあの注文まで再現されている。
カップの蓋をあけるとかやく・焼豚・液体スープ、そしてアブラ増し袋が入っている。取り出してみると、やはりアブラ増し袋のインパクトがすごい。
極太麺は、30年近い歴史を誇る「日清ラ王」史上で最も太いという。何本に切り分けるかで番号が振られている製麺機の切刃サイズも、12番という太麺用が使われている。そんな極太麺にこってりとしたスープやアブラが絡みつくのだと想像するだけで、よだれが止まらない。
さて、実際に作っていくわけだが、通常のカップ麺以上に注意点も多いので気をつけたいところ。まずはお湯を注ぐ前にかやくと焼豚を入れる。撮影用に少し広めに蓋を開けているが、半分ほど開けて取り出そう。この蓋の上で液体スープを温めることになるので、全部外さないように注意されたし。
カップの内線までお湯を注いだら、蓋を一旦閉じてその上に液体スープを置いて温めよう。5分間、サウナに入っているときのように待ち受ける快楽の瞬間を想像して待つのだ。
袋にも書いてあるが、アブラ増し袋を一緒に蓋の上で温めたり、かやく類と一緒にはじめに入れてしまわないように気をつけよう。せっかくのアブラが台無しになってしまう。
しっかりと麺をほぐしてからスープを入れて、最後にいよいよアブラ増し袋の投入である。これを全部入れてしまっていいのだろうかと思ってしまうが、どっかりとブチ込もう!
カップ麺ながら、チャーシューと野菜とアブラと極太麺の最強カルテットが出来上がる。すでにガーリックの強烈な香りが立ち込めており、狭い部屋で食べると一瞬で充満するほど。家族と暮らしている方は、一定の配慮と換気が必要だ(記者は自室で食べて後悔した)。
いよいよ実食! まずは極太麺からいただいてみる。やはり「日清ラ王」シリーズといえばこだわりの麺である。ニンニクが効いたスープが染み込んでおり、食べ進めるたびに脳にまで浸透するのではないかというインパクト。お腹が空いた深夜にいただいたが、貪るようにすすってしまった。胃と脳の連携を感じる。
キャベツも申し訳程度ではなく多く入っているので、シャキシャキとした食感がアクセントになり、さらにやみつきにさせてくれる。ちゃんと野菜も食べているという健康的な言い訳(?)にもなる。
ジューシーな焼豚も旨し! 麺に絡めて食べるかそのまま食べるかはお好みだ。カップ麺にありがちな薄切りではなく、厚切りなのが素晴らしい。
アブラが浮き出る濃厚な豚骨醤油スープ。こってりとしたスープを飲むと、生きていることを実感する。できれば幾つになってもこの濃厚スープを飲める程度には健康でいたい。
ときおり無性に食べたくなってお店に駆け込んだりもしていたが、自宅でここまでこってりとしたラーメンがカップ麺で食べられるとは思っていなかった。重厚なニンニクとアブラのハーモニーで、満腹感と背徳感の極みを味わえる絶品となっている。野菜が足りない! という人は、ちょい足しならぬドカ足しをして盛り付けよう。
『日清豚ラ王 ヤサイ、アブラ、ニンニク』は全国のスーパーやコンビニのほか、日清食品のオンラインストアでも購入可能。魅力に取り憑かれてしまったら、箱買いも可能だ!
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎