TVの音をワイヤレスで楽しめるように!『TT-BA09 Pro』が便利!
ワイヤレススピーカーやヘッドフォンで動画やゲームを楽しみたいが、TVがBluetoothに対応しておらず、有線ではケーブルが邪魔だったり届かなかったり…。といった悩みを解決してくれるのが、Bluetoothトランスミッターの『TT-BA09 Pro』だ。本体をTVに繋ぐことで、最大2台の機器にBluetoothで接続して音を届けることができる。早速使い方を交えて紹介していこう!
簡単設定で場所も取らずにワイヤレス化!有線ヘッドフォンも有効活用可能!
サンバレージャパン社から発売された『TT-BA09 Pro』(市場想定価格 4000円前後・2020年1月31日発売)は、2016年に登場してAmazonのカテゴリでベストセラーにもなった「TT-BA09」の上位モデル。
アメリカで設立され、現在は日本を含めたグローバル展開をしているオーディオ・家電ブランドであるTaoTronics(タオトロニクス)は、シンプルで使い勝手のいいデジタル商品を低価格で提供している。
『TT-BA09 Pro』本体の上部には各インジケーターが表示され、接続状況などを点灯で把握することが可能。電源のインジケーターは下部に付いている。
本体側面には、電源のオンオフボタンとTX(送信)モードRX(受信)モードを切り替えるスイッチが並ぶ。TVなどにケーブルで接続してBluetoothイヤホンでいく場合はTXモード、逆にiPhoneなどから音楽を『TT-BA09 Pro』にBluetooth接続して有線イヤホンで聴く場合は、RXモードに設定すればOKだ。
なお電源ボタンは3秒間の長押しが必要となり、電源がついたのち、2度ボタンを押すことでペアリングを行える。
裏面にはAUXとSPDIFの入出力のポートと、電源が取れるUSB Type-Cポートがある。利用したい機器や端末に合わせて接続を行おう。
送信時には高音質で低遅延なコーデック「aptX LL」に対応しているので、2台同時接続をしてもゲーム画面やスポーツ中継の映像画面と音声がズレて違和感を覚えることもない。
付属品として、光(SPDIF)デジタルケーブル・3.5mm オーディオケーブル・3.5mm(メス)-RCA(オス) 変換ケーブル・Type-C 充電ケーブルが同梱されている。TVなど音源を送受信したい端末とケーブルで『TT-BA09 Pro』を繋ぎ、TXモードかRXモードを選び、Bluetoothで接続するだけで利用可能だ。
手のひらサイズなので、TV周りに接続して置いておく場合もスペースを取らず目立たない。最大連続使用時間は24時間のため、短期間なら持ち出して屋外で使用する際も電源を気にせず使用できる。
使い勝手が良いと感じた『TT-BA09 Pro』の実用例の1つは、有線ヘッドフォンをBluetooth接続して使えること。最新のiPad ProやiPhoneにはイヤホンジャックがないため、端子接続が必要な有線ヘッドフォンを使う際には変換コネクタが必要だった。記者には自宅で作業したり音楽を聴く際に長らく愛用しているヘッドフォンがあり、それを『TT-BA09 Pro』に繋ぎBluetoothで各端末と接続することができる。
今までは使用する端末ごとにわざわざヘッドフォンを付け替える手間があったが、『TT-BA09 Pro』へ端子を接続しておけば、使いたい端末でBluetooth接続するだけで済む。これは地味ながらありがたい。ヘッドフォンを使用する回数も増えた。
『TT-BA09 Pro』へ有線のスピーカーを繋げることも当然可能。これもわざわざ長さが限られるケーブルで接続する手間が省けるうえに、自由に端末を持ち回れる。
『TT-BA09 Pro』は1月31日にAmazonで発売後、随時各種販売店でも展開されている。自宅や出先で、音楽や映像を気軽に独り占めして楽しめるようになる便利アイテムなので、ぜひ使ってみてほしい!
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎