ホワイトオーク使用の新製法! 本格麦焼酎『薩州魂』は、色・香り・風味の全てが“新感覚”のジャパニーズスピリッツだ!

 

お酒に対する消費者ニーズの多様化に応え、様々な香味でバリエーションを作り出しやすい焼酎ベースの“新しい酒”が今とても面白いことになっている。缶酎ハイに代表される多くのRTD、昨今流行のクラフトジン、ハイボールという楽しみ方など、TPOに合わせて、オシャレに手軽に楽しむ。それがアルコール離れが叫ばれる若者たちのスタイルだ。今日ご紹介する『ジャパニーズスピリッツ薩州魂』は、そこに何か新しい流れを作り出すような、新しいお酒の登場を予感させる。

 

オーク香る琥珀色で、これが麦焼酎?!

『ジャパニーズスピリッツ薩州魂』(40度・700ml瓶・希望小売価格 税抜1,940円・発売中)の製造元は明治元年創業の濵田酒造株式会社(鹿児島県いちき串木野市)、本格焼酎一筋の蔵元。その濵田酒造が新しいアルコール飲料の開発に着手し、生み出された答えの1つがこの『薩州魂』なのだ。

その最大の特長は、麦麹由来の本格麦焼酎を樫樽貯蔵で熟成し、さらにホワイトオークを使って濃厚な香りを持たせたところ。

楢や樫といったオーク材の樽は、ウイスキーやワインを香り豊かに貯蔵するために使用されるもので、「酒の味は樽で決まる」と言っても過言ではないほどの重要な要素だ。

その樫樽で熟成し、ホワイトオークを使った独自の製法で仕上げることで、『薩州魂』にはバニラやナッツのような独特の甘い香りが漂い、口に含むとキャラメルのような甘みがある。これが本当に麦焼酎なのだろうか。まさに新感覚の和酒の登場である。

また『薩州魂』は見た目にも、かなり濃い琥珀色をしている。しかも高級なウイスキーのようなオークの香りと風味。それでも、原材料を焼酎にこだわることで、洋酒にはない、まろやかで柔らかい後味を実現している。その何とも絶妙なバランスのなかで、日本の焼酎を感じさせる上質なお酒に仕上がっているのである。

 

幅広い飲み方ができるのが魅力!

もとより酒好きの記者は、この『薩州魂』はやはりショットグラスでストレートで飲むのが一番の好みである。とカッコよく書いたが、本当はボトルからラッパ飲みしながらこの原稿を書いている。ストレートが、この酒の濃密な香りを最も堪能できるのだ。

しかも、口あたりがまろやかなので、ストレートでも飲みやすい。ペリエをチェイサーに、いつまでも楽しめる。

一般的には、ロックか1:1の水割りあたりがおすすめだろう。ロックなら、氷が溶けるにつれて、少しずつ味を変化させながら楽しめる。水割りなら、上品な香りを持つ食中酒として、どんな料理にでも合わせることができそうだ。

ソーダ割りにしたときの、のど越しの良さや、後味に残る風味は、おそらく麦焼酎の素性の良さから来るのだろう。ストレートのときとは、かなり印象が変わるのも面白い。焼酎派には、このソーダ割りがおすすめかもしれない。

薩摩の別称である「薩州」と、蒸留酒のスピリッツと「魂」のスピリッツをかけたネーミングには、薩摩の本格焼酎に、ホワイトオークの魂を注入したという想いが込められている。

また、濵田酒造には、『本格焼酎を真の國酒へ、更には世界に冠たる酒へ』という長年の夢があるという。この酒が世界に誇れる日本のスピリッツであれという願いをこめて、「ジャパニーズスピリッツ」という冠を付け、『ジャパニーズスピリッツ薩州魂』という名前になった。

 

これ1本用意すれば、酒好きも満足し、食中酒としても楽しまれ、見た目にオシャレで話題性もある。まだ試していないという人は、まずは一度お試しあれ。

ジャパニーズスピリッツ薩州魂』は、Amazonのほか、首都圏の酒販店などで購入可能。

 

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記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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photo by 尹 哲郎

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