【セブンーイレブン限定】『蒙古タンメン中本 極豚(ゴットン)ラーメン 激辛豚骨味噌』激辛が愛される理由は追加された背脂と豚の旨味か!?
「北極ラーメン」は、純粋な辛さを求める人のために開発された激辛ラーメンだが、玄人になるとその中にある旨味に気づきやみつきになるという。『セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 極豚(ゴットン)ラーメン 激辛豚骨味噌』はそんな激辛ラーメンの真のおいしさを堪能できるように背脂と豚の旨味をプラスしたカップ麺だ。旨味が勝つのか、辛さが勝つのか、いざ実食!
激辛とUMAMIを追求した「北極ラーメン」がベース。背脂トッピングするベテランファンの味を再現
2008年にセブン&アイグループが発売した「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨味噌」は、カップ麺でありながら本格的な辛さを体感できることで人気の商品。「蒙古タンメン中本」の店主が監修した新商品がほぼ毎年出ており、激辛ファンやカップ麺ファンにエンターテインメントを提供している。
今年発売されたのは、同店が辛さを楽しむ人のために考案した「北極ラーメン」に、背脂と豚の旨味を加えた『セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 極豚(ゴットン)ラーメン 激辛豚骨味噌』(112gうち麺80g・希望小売価格 税抜200円・2020年2月22日発売)。
今回のアレンジは店舗でも注文できる背脂トッピングが楽しめる組み合わせ。激辛の「北極ラーメン」も食べれば食べるほどその辛さに慣れて次第にその中にある旨味を楽しめるらしい。そして、その旨味は背脂を入れることでさらに味わえるようになるという。
記者も「蒙古タンメン」は辛さの中に旨味があると感じる類の人間だが、「北極ラーメン」に関してはまだその境地に至っていない。新商品を食べればその次元へたどり着くことができるのだろうか。
裏側に50周年と書かれた蓋を開けると、中に白い粒を発見。背脂がそのまま入っているのではなく、ラードを加工した背脂風のかやくが入っているのだ。しっかりと溶けるように熱湯400mlを万遍なく入れて5分。
仕上げに添付の辛豚オイルを投入。赤いスープがますます濃く染まる。これが辛さをさらに引き立てるのだ。どれくらい辛くなるのか怖い人は入れずに味見するのも有り。麺をほぐすように混ぜたら完成だ。
ちなみに、「北極ラーメン」は痺れる辛さでブームとなった花椒ではなく、ヒリヒリとする赤唐辛子系。いかにも辛そうな匂いが鼻を刺激する。ではいただきます。
ズルズルっと啜ると勢いよくむせるほどの刺激。う~む、流石に辛い。汗が湧き出てくるほどではないが、時々一息休憩をはさみたいくらいの激辛レベル。
ただ、記者的には比較的食べやすい辛さだ。というのも、背脂を入れたことによって辛さが丸くなり、刺すような刺激ではなくなっているから。本家「北極ラーメン」と比べると辛さはおとなしく、確かに辛さの中にある旨味を感じられる。
しかも今回は豚の旨味をプラスしたアレンジバージョン。辛いけどおいしい!と感じるには最適な仕上がりになっているのだ。激辛上級者へと進化したい人にはぴったりの1杯。
かやくはラード、味付豚肉、フライドガーリック、赤唐辛子、ねぎ。ただし、量が少ないのでほぼ麺だけと思った方が良い。「北極ラーメン」も辛さを味わうために具材は最低限となっているので、ここについては求めてはいけない。
さんざん辛い商品を食べてきたおかげか、ジワリと身体が熱くなったころに完食。記者的にはちょうどいい辛旨具合だった。新たな境地に足を踏み入れられた証拠だろうか。次のレベルに上がりたい人はぜひ挑戦してみてはどうだろうか。
全国のセブン&アイグループにて発売中。
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photo by 尹 哲郎